黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

姑の好みは知っているが、母の好みは知らない

2018年10月30日 | 家族のこと

婦人服売り場を歩いていると母(義)の好みそうなものがいくつか目に付く

デイサービスに行くのにいつも同じでは恥ずかしいから、と時々洋服を買いに出かける

母(義)が望むのはおしゃれではなく、だらしない年寄にならないようにという心遣い

いつもそんな心遣いでいるのは十分伝わります

 

母(義)の好みはなかなかうるさい

店の中で、母(義)の好みそうなものを何点か見繕って母(義)に見せてもいろいろ難癖をつけて、欠点を見つけて却下

自分が気に入ったものを探します

私が選んだものだってなかなかいいセンスしてると思うけどなぁ

母(義)は目立たない地味目のものを選びます

私は少し明るめの色合いを勧めますが、90年培われてきた好みは固い

「サイズが大きかったから貴方着ない?」

と言うのだけはやめてね

 

そして、母を思い出す

母と一緒に(母の)洋服を買いに行ったことはない

母の好みがどんなものか知らない

好みはなかったんじゃないかと思う

誰かに薦められたらとても気に入ってしまうし、プレゼントされたら喜んで身に着ける

一緒に買い物に行って選んであげたら、全部買ってしまったかもしれない

単純でかわいい?人だったなぁ

 

 

ハワイアンの小物入れ レッスン本を参考に作りました

 2015.7.15