不動社の御前にある線香立は大きな石でしっかりと作られています。

南面に昭和三十年十一月建立と刻まれています。
1955年、今から約70年程前に、信者の方々が寄進されました。
毎月8日にはお線香の煙が早朝から上がります。


阪急電鉄の各駅には地元にちなんだスタンプがおいてあります。
昭和の頃、秋祭にお神楽のお世話を下さる総代さんたちは、拝殿内が寒くて、火鉢を置くこともありました。
それが、だんだんと火鉢が要らなくなり、いつの間にか暑いくらいになり、令和の今では蚊が多いため蚊取り線香を置いています。
皮膚感覚で温暖化を実感します。
日本文化の根幹を形成してきた四季が、どんどんと変わっていきます。
暑さ寒さも彼岸まで、との言い習わしが、いつまでも実感として使われてほしいものです。
↓ 秋祭りのお神楽の様子~右手前に座っているのが総代さんです