某・動画サイトでウルトラセブンを観た。
某・メトロン星人が出ていたアレ。
いわゆるひとつの名場面集。
マニア筋の間では、あの卓袱台にシンパシー。
赤い結晶体が人々を狂わせる。
子供番組で自由にタバコを吸うシーンが許された時代背景。
許されなくなったのは…マイノリティーな“分からず屋”のせいである。
「球を壊滅させるのに暴力を振るう必要は無い。」
メトロン星人は、こう言い放った。
「人間同士の信頼感をなくすればいい。」
更に追い打ちを追加するメトロン星人。
「互いに敵視し、傷付け合い、やがて自滅して行く」
「どうだ、いい考えだろう?」
令和の世になっても通用してしまいそうな策略。
言われなくとも自滅しそうな絆に縋っていいのか?と悩む日常。
「地球にはウルトラ警備隊がいるんだ。」
「恐いのはウルトラセブン…キミだけだ。」
分かりやすく邪魔者を認識するメトロン星人のスマートさに乾杯!
そこまでは、若き日の思い出で終わるネタ。
一説によれば、こんなセリフがあったという。
“互いに敵視し、傷付け合い、やがて自滅して行く”的なセリフの後
「無駄な事だ。もう誰も煙草を手にしたりはしないぞ」
「ハッハッハ……別の方法がいくらでもある。今度は人類が絶対に必要な水や空気に
赤い結晶体をバラまいてやるのだ」
…悪意には限りが無い。
それは人間&宇宙人共通の欲望とも受け取れる。
上記のセリフの後にウルトラ警備隊&ウルトラセブンがいても
放たれた悪意を止められない気がするのはココだけの話。
令和の世になっても、お互いを信頼してない。
昭和に作られた物語が今でも繋がってしまう現実…人間だものbyみつを。
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