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日本経済新聞は5月9日から約1ヶ月間にわたり『市民派コレクターたち』をシリーズで特集した。企画はかつて日経アート編集長でもあった編集委員の野村義博氏によるものであるが、バブル崩壊後美術マーケットから姿を消した企業や資産家に代わって登場しつつあるごく普通のコレクターにスポットをあてようとする画期的なもの。アート市民の時代が到来しつつあるのかも知れない。
私の紹介記事にはアートNPO活動のことも紹介されているので下段に添付したが、アートNPO役員からは御子柴大三氏も掲載された。その他、日経からの依頼に応え友人知人を紹介したが、アートNPO会員でもあり、和の会で活躍する小倉敬一氏や木村悦雄氏、自称アートソムリエの山本勝彦氏、或いは美楽舎の澤登丈夫氏、ASの会の堀皓史氏、わたくし美術館の堀良慶氏などが取り上げられた。
もともと“市民派コレクター”という言葉は月刊ギャラリーの対談シリーズで私が作った造語なので一般用語化して嬉しいかぎりだが、そのこと以上に普通の人からはわかりにくいコレクターの美術愛好家としての存在に焦点が当てられたこと、しかもコレクターそれぞれの生きざまが見える記事内容であったことが興味深く、嬉しいことであった。 野村義博さんに感謝!