ポン太よかライフ

得した気分、首都圏見て回りの旅、美術館散歩

写真クラブ作品、季題は「気」

2011-01-17 13:06:35 | 日記
今月の例会では、季題「気」の作品発表がありました。
カメラ歴の長い先輩方に交じって、リコーのコンパクトデジカメCXで撮影した作品を提出するのは
ちょっと勇気がいりますが、初心者の強みと開き直って、
デジタルカメラの特性を色々試してみました。
 
「香る」
 
「冷える」

「凍る」
マクロでピントと露出を小さな一点に絞って合わせられる機能で被写体の周辺をぼかしてみたり、
紙に穴をあけてそこからのぞくように撮影して周囲をぼかしたり、
抽象的な色の構成に見えるような面白さをめざし、ドライアイスの煙に金属の一輪ざしを浸してみたりしました。
透明なフィルムに90度の角度をつけて紙やすりで傷を付け、光を十字に光らせるのもやってみましたが、
よほど強い光でないとうまく+の様な光にならないのと、白く曇った画面になるのとで断念しました。
陽のあたるテーブルに光る小物を並べ、オリエンタルな赤い柄の布越しに紗がかかったような雰囲気に撮ってみたり…
作品に選ばなかった沢山の失敗写真を含め、色々試してみること自体が面白い写真の世界です。

植田正治の様な、スタイリッシュな構成でモダンなカッコよさがありながら、
温かみのあるユーモアを感じさせる作品が好きです。
それとは別に梅佳代の「うめめ」「男子」のように問答無用で笑える写真も大好きです。
自分で作品にする場合、絵画は自分で完成させるのはなまなかなことではありませんが、
写真は、それに比べれば表現しやすいように思えます。
カメラの進歩につれて、色々な楽しみ方ができるのがうれしいですね。


最新の画像もっと見る