出光美術館麗しのうつわ展を見てきました。
古いものでは、奈良、平安時代の土器、猿投窯の穏やかな灰釉にはじまり、色鮮やかな京焼の仁清、斬新なデザインが面白い尾形乾山、そして薄手で透明感のある伊万里の磁器をへて、近代のモダンな板谷波山まで、出光美術館に収蔵された名品の数々を堪能しました。
出光美術館の解説文は、いつもすばらしくイメージ豊かで、分かりやすく、作品の良さがひきたちます。見所は、拡大した写真をパネルにして本物のすぐ上に掲げてくれるので、たとえ絵巻の小さな部分でも、細部まで見たような気になり、満足できるので楽しいです。
たとえば、今回、尾形乾山の色絵芦雁文透彫反鉢には、こんな解説がついていました。
『空を舞う雁、霞、風になびく芦の、それぞれにゆったりとした回転を外からそっと掬い上げると、このような鉢のかたちになるのだろうか、雁の鳴きかわす声や飛び立つ羽音が、高く響いているかのようである』
実物は、会場でご覧下さい!
古いものでは、奈良、平安時代の土器、猿投窯の穏やかな灰釉にはじまり、色鮮やかな京焼の仁清、斬新なデザインが面白い尾形乾山、そして薄手で透明感のある伊万里の磁器をへて、近代のモダンな板谷波山まで、出光美術館に収蔵された名品の数々を堪能しました。
出光美術館の解説文は、いつもすばらしくイメージ豊かで、分かりやすく、作品の良さがひきたちます。見所は、拡大した写真をパネルにして本物のすぐ上に掲げてくれるので、たとえ絵巻の小さな部分でも、細部まで見たような気になり、満足できるので楽しいです。
たとえば、今回、尾形乾山の色絵芦雁文透彫反鉢には、こんな解説がついていました。
『空を舞う雁、霞、風になびく芦の、それぞれにゆったりとした回転を外からそっと掬い上げると、このような鉢のかたちになるのだろうか、雁の鳴きかわす声や飛び立つ羽音が、高く響いているかのようである』
実物は、会場でご覧下さい!