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有馬記念(2015)考察。

2015-12-24 23:58:50 | 競馬考察

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 厳かな聖夜に、確定した2015年有馬記念の出馬表を熱い珈琲を飲みながらじっくりと眺めることができる幸福感を静かに満喫しよう。ドゥラメンテの不在、ショウナンパンドラの回避は残念ではあるものの、上り調子の馬や実績のある馬も揃い、質的にも全く例年のレベルにひけを取らないメンバー構成になったといえるだろう。

 その中でも、注目したい1頭がいる。ワンアンドオンリーだ。注目といっても決して本命にするわけではなくて、あくまでも注視する、軽くは扱えないという意味で、本命を決めるのは土曜日の夜だ。だから結論はまだ出ていない。ただ限りなく重要視しているのは間違いない。

 ワンアンドオンリーにただならぬ期待を込めて注目する理由は2つある。復活がどうとかダービー馬の威厳がどうとかをうたうつもりはないし、この馬は何かのきっかけとやらで今後常勝路線を披露していくようなタイプではない。休火山の噴火のようなもので、どこかで一発あるかないか、その激走の出現をピンポイントで狙っていかなければいけない馬。一度逃したらまたいつ狙えるタイミングがやってくるのか。そういう観点から体調面や前走のパフォーマンスにおいて、そろそろその兆しが見えてきたような気がするのだ。

 それはたとえばまず調教で終いを13秒を切ってきたこと。この馬は追い切りは走らない。今週もたしかに坂路で800m55秒台で平凡ではあるものの、最後ひとハロンを馬也で12秒9とまとめたのは好感が持てるということだ。そのことの変化を前向きに解釈したい。もうひとつは前走JCでの1着ショウナンパンドラとの0.3秒差と善戦した中身の濃さだ。前半内の3、4番手に位置し続け、直線を向いて勝負どころで後続馬に追いつかれたものの、馬込みの中でしぶとく踏ん張り、さらに完全に包まれた状況に追い込まれて進路変更を余儀なくされた状態でも、あきらめずに最後は伸びてきていることを見逃してはならない。先行馬で残ったのはこのワンアンドオンリーだけである。この馬はダービー馬で府中の2400mを勝ってはいるが本質的には中山攻略に不可欠な持続力も兼ね備えていると見込んでいる。一昨年の神戸新聞杯のような競馬が理想なのだが、はたしてどうだろう。人気的にノーマークだけに少額でも買っておいて損はないと思う。






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