一口馬主日記

一口出資している馬達や仲間内POGの雑感等

これも競馬だが…

2023年05月14日 | 一口馬主
土曜結果
京都12R 4歳以上2勝クラス ロードミッドナイト 岩田望騎手 3番人気 4着
馬体重はマイナス6キロでしたが、関西輸送もあるし、530~540キロの間の数字で走っていましたから気になる様な
数字ではないかな。ただ、基本的にパドック映像は良く見せるタイプだけど今回は少し硬い印象。レースはゲートを
シッカリ決めましたが、何故か引っ張って中段からの競馬。外枠から内の様子を見ながら前めの競馬…をイメージして
いたので、ちょっと意外な選択。そしてその選択は完全裏目で、抑えたことで内に入るタイミングを完全に逸して
枠なりに終始外々を通る格好に。下手に揉まれるのも嫌でしたが、それにしても距離ロスが大き過ぎた…。勝負所
では外から押し上げていきましたが、前も余力がある感じで、直線でも頑張ってはいたものの、それ以上に前と差を
詰めることは出来ずに4着まで。この馬らしい競馬と言えば、それまでですけどワンパンチ足りないですねぇ…。
ただ、今回に限って言えば枠の位置も近かった武騎手の馬がスッと前めを確保したことを考えると、騎手の腕の差が
顕著に出たよな~。無意味に抑えず、あれに付いていく競馬をすれば勝ったとは言わないが、もっと差は詰まったと
思うんだけどね。

日曜結果
東京11R ヴィクトリアマイル ナミュール 横山武騎手 2番人気 7着
過去の関東遠征では馬体を大きく減らすことはなかったので、調教後馬体重から2桁増もあり得ると思っていましたが、
プラス4キロ止まり。それでも増えてきたのは良かったですし、1年前との比較では30キロ程、増えてきている計算
ですから問題はないでしょう。パドック映像は思わずニンマリしたくなる出来。華奢な感じは昨秋の時点で大きく
改善されましたが、今回に関しては馬体の張り、歩様の力強さ等、文句のない雰囲気。懸念された芝もパンパンとは
違いますが、それでも良馬場のまま我慢が利いて、これは良い流れと思っていたのですが、直前の大雨は少し誤算で
ちょっと雲行きが怪しく…。レースは五分にスタートを決めて普通に好位を取れそうでしたが、ポディション争いの
中で不利を受けて引く格好となり、中段よりやや後方に。一頭の動きではなく、複数頭の複雑な動きによる不利
でしたが、一番割りを食う形になってしまったのは運がないとしか…。その後の巻き返しに期待をしたものの、勝負
所で最低人気のディヴィーナが捲ってきて蓋をされると動くことが出来ず…。前のナムラクレアは手応え程伸びず、
逆にディヴィーナはシッカリ脚を使ったこともあり、結局はディヴィーナが抜けてから更に外に出すという苦しい展開。
この時点で前の有力馬との差は絶望的で万事休す…。最後はそこそこ伸びては来ましたが、既に勝負とは関係ない
ところであり、7着まで。悔いの無いない競馬をして敗れたなら諦めも付きますが、最初から最後まで不利があって
思うような競馬が出来ずに終わったというのはね…。ましてや適性なんかを考えるとベストと言える条件に非常に良い
状態で迎えることが出来たのに、この不完全燃焼ですから、ガックリ感は半端ない…。正直、今回の競馬では力が
足りたか足りなかったかの判断も出来ないし、本当に残念な結果。なんかこの馬にはG1を勝つ運というか、巡り
合わせがないのかな…と思ってしまう様なレースでしたね…。無念。

京都6R 4歳以上1勝クラス サンクフィーユ 西村騎手 1番人気 1着
在厩での続戦でしたから、馬体重を減らさなかったのはプラス材料でしょう。パドックでも落ち着きがあり、馬体も
丸みを帯びて良い雰囲気。流石にこの面子に入ると馬は一枚上という印象ですね。馬場が極端に悪くなったら不安
でしたが、水捌けの良い京都ということはあるにせよ、稍重ならクリアしないといけないところか。このクラスで
勝ち切れていない状況を踏まえると人気し過ぎな感は否めませんが、それでもここなら…。レースは普通にスタートを
決めましたが、行きっぷりイマイチで中段辺りからの競馬に。ジョッキーの手が動いていたし、すこし伸びる様な
格好の走りで道中の雰囲気はかなり怪しい感じ。前走は少し掛かる位でしたし、レースっぷりが安定しないのは課題か。
勝負所で外から前に並び掛けますが、ここでの手応えもイマイチ。追い出してからもフラフラする感じで伸び一息で
前をなかなか捉えらえ切れず、競り負けないかとヒヤヒヤでしたが最後の最後に抜け出して先頭ゴール。一先ずは
勝てたのが一番ですが、相手関係を考えれば昇級して楽しみと思える様な内容ではないし、手放しで喜べるレース
ではなかったかも…。普段の調教から、もっと走れても良さそうですが、それがレースに繋がるようにならないとな。
詰めて使ったので、中内田師だから相応に休みを挟むでしょうから、その間に更なる成長を望みたい。

京都10R 錦S ヴェルトハイム 和田騎手 9番人気 9着
サンクフィーユ同様に極端な馬場悪化がなかったのは幸いですし、内が使えない馬場状態でもなさそうなので、最内
枠も悪くなさそう。馬体の大幅増は流石に増え過ぎかなと思えましたが、パドック映像では数字程は太くは映らず、
休み明けとしては悪くはないかと。ゲートをソロっと出ると、そのまま最後方からの競馬。それ自体は予想通りの形
でしたが、道中の運びから外を回す気満々という感じ。確かに内の方が荒れているのは間違いないですが、その分、
捌き易いですし、一か八かで勝負を掛けるならありだと思っていたんですけどね~。4角で大外に出すと思いっきり
振られてしまい、大きなビハインド。その後もフラフラして加速がなかなか付かず、最後はジワジワ脚を使いますが
コーナーのロスが流石に大き過ぎた印象。結果的にはロスを加味すると、そこまで悪くない競馬だったと思いますが、
次に繋がるかと言われれば微妙かなぁ。

京都11R 栗東S ロードシュトローム 川須騎手 14番人気 9着
間隔を詰めての競馬でしたが、硬さなんかもなくキビキビ歩いていて、悪くない印象。レースはここ最近は爆速の
スタートを決めていたのに、全く出ていかず出遅れ。意図したものかは不明ですが、流石にあれでは腹を括って
控える競馬しか選択肢はなし。馬場状態を考えれば、今日は前めを取れれば面白かったと思うんですけどね。一方で
ここ最近は終い止まる競馬が続いていたので、リセットする意味で勝負度外視で溜める競馬をどこかでするのもあり
だと思っていたので、この時点で割り切って見ていました。勝負所でも一か八かで内を突いて、スムーズさを欠き
ますが、外を回ってというのも現実的ではないし、やむを得ないかなと…。終いはジワジワと脚を使っていたし、
もともと追い込んで良さが出る馬ではないので、この結果は仕方ないでしょう。今日のレースが次以降に繋がる
ことを期待したい。


2023年通算成績 (12-6-5-9-7-40)
1.01/07 中京 3歳1勝クラス プロトポロス D.イーガン騎手
2.01/09 中京 3歳新馬 アルジーヌ 川田騎手
3.01/14 中山 アレキサンドライトS ロードヴァレンチ 永野騎手
4.01/14 中山 カーバンクルS ジュビリーヘッド 横山和騎手
5.02/05 東京 銀蹄S ジレトール 坂井騎手
6.02/05 東京 4歳以上2勝クラス オールフラッグ 内田騎手
7.02/09 佐賀 佐賀記念 バーデンヴァイラ― 福永騎手
8.03/11 中山 3歳未勝利 ルーラルハピネス 川田騎手
9.03/18 中京 4歳以上1勝クラス アレマーナ 角田和騎手
10.03/18 中山 3歳1勝クラス ロードディフィート 田辺騎手
11.04/02 中山 山吹賞 ドゥレッツァ 横山武騎手
12.05/14 京都 4歳以上1勝クラス サンクフィーユ 西村騎手


 とても渋い内容ではあるけど、サンクフィーユが勝ってくれたのは一つ良かった…。これで5月も一つ勝利を
挙げることに成功。ただ、今日はナミュールの不完全燃焼競馬の虚無感が…。タイトルを取るならここ!という
気持ちでいただけに、まともな競馬が出来なかったというのは本当に残念。
今回のスタート後の不利は横山武騎手だけの責任ではないですけど、コンビを組んで全く不利のなかった競馬って、
前走の東京新聞杯位で、あとは何かしらの不利がある競馬ばかりなんだよね…。そういう意味では相性が悪いと
いうか、持っていないんだよなぁ…。勝ったのもチューリップ賞のみで1年以上、勝ち星から遠ざかっているし、
コンビ再考しても良いタイミングだと思うんだよね。なんかこの煮え切らない流れを変えたいなぁ…。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今度こそ~今度こそ~ | トップ | 見せ場くらいは作りたい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

一口馬主」カテゴリの最新記事