今週は友人のGOD.S氏と一緒にノーザン天栄へ見学に行ってきました。お互いの出資馬が在厩しているタイミングで
一緒に行きたいねと言い出してから1年以上経っているかな?漸くの実現。自分の出資しているドゥレッツァ、
アルセナール、GOD.S氏出資のシックスペンスの3頭で見学予定でしたが、アルセナールが入れ違いで入厩してしまい
残念ながら見学は叶わず。順調ならクイーンCというのは昨年のうちに出ていた予定で、日程を逆算すると見学が
出来るかギリギリだなとは思ってはいたので仕方なし。トレセンに順調に戻すことが出来たと前向きに捉えます。
・ドゥレッツァ 父ドゥラメンテ 牡馬 関東・尾関
昨年8月に天栄に伺った時は日本海Sに向けて帰厩してしまっていたので、これが初対面。現在はクラシックホース
にまでなってしまったのだから感無量。毛艶ピカピカで品があって本当に格好良い馬。一方で迫力満点!とかG1馬の
スケール!みたいなものは感じなかったかな。あとで見せてもらった1つ年下のシックスペンスとは数字の馬体重は
大きく変わりませんが、ドゥレッツァの方が小さく見えたと言うか。担当者様の方からはそれだけ中身が詰まって
いるというアゲコメを頂きましたw
鼻先が白くて凄く可愛いw
以下、お話聞かせて頂いた内容の要約と個人的な感想。
・クラブのレポートにもありましたが、菊花賞後は使えれば年内という考えでしたが、背肉が落ちてしまい、血液
検査の結果も良くなかったので無理は出来ないという判断だったそうです。ただ、現在は問題なく立ち上げ
出来ており、大きな心配はなさそう。言葉のニュアンス的には後戻りを懸念しながら慎重に…みたいな雰囲気では
なかったので、このままアクシデントなくいければ春の大きいところを目指していけそう。
・菊花賞から帰って来た時が460キロ程で現在は480キロ台。担当者様は「休んでいた分も含んで」と仰っていたので、
競馬ではもって絞れてくるのでしょうが、いずれにせよプラス傾向でこれるのではないかな。
・「菊花賞に送り出す際には天栄さんとしては長距離適正ありと見込んだものだったのですか?」
⇒3歳のあの時期は殆どの馬が初距離になるので、やってみないと分からない期待感はあった。ただ、態勢が
整っていたことと一生に一度のクラシックということも大きかったそう。決して長距離適正抜群!みたいな
感触ではなかったので、あのパフォーマンスは良い意味で想定外だったそうです。そして菊花賞を経た上での
評価も決してスタミナタイプという感じはなく、中距離でも全然やれると。
・「レース映像を見ていると大人しくて操縦性が良さそうな印象ですがどうですか?」
⇒普段は結構ヤンチャだそうで、いつも煩いわけではないけどスイッチが一度入るとカッとしてしまう面が
あるそう。ちなみに見学させて頂いた時は機嫌が良かったそうで、普段は立ち上がったりと結構煩いところも
あるみたい。因みに嫌なところを触られると、噛むではなく即脚が出てくるそうで結構怖そうだな~と。
・「今の調整ペースだと2月辺りの競馬も使えそうですか?」
⇒狙えそうなレースが京都記念くらいしかなく、3月になれば日経賞、阪神大賞典、金鯱賞と選択肢も増え
ますからねと。ニュアンス的には3月以降なのかな~と感じました。ただ、春にどのG1を最大目標にするか
決まっていないので前哨戦を使うか等を含めて具体的な話は出来ないそうです。一方、ドバイならそろそろ
具体的な話が出てくるタイミングだが今ところはなし。香港も可能性は低いのかなと。そういう意味では春は
国内の可能性が高そうに感じました。完全に個人の希望としては大阪杯→宝塚記念でどうでしょうか。
現役のG1馬を間近で見学させてもらえる貴重な機会、大変ありがたかったです。距離的にしがらきにはなかなか
行けないので関東馬縛りで出資馬がG1勝たないと自分にはなかなかチャンスがないですから。春に更にタイトルを
積み重ねて夏に会うことが出来たらな…なんて。
・シックスペンス 父キズナ 牡馬 関東・国枝
続いてはGOD.S氏の出資馬のシックスペンスを一緒に見せて貰いました。
先に見せてもらったドゥレッツァよりもボリューム感があって正直、素人目にはこちらの方が良く映ったり。
募集時は小柄な印象でしたが、それを全く感じさせず、この成長力が新馬-特別と連勝を決めた原動力になって
いるのかな~。