夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

線維筋痛症の私

2017-09-16 22:03:36 | 日記・エッセイ・コラム

                線維筋痛症の私

先日、レディーガガさんが難病の『線維筋痛症』の闘病の為に休養すると発表。

連日マスコミで報道されているようですね…

 同じ線維筋痛症患者として、この病気がみんなに広く知られて、

病気や患者に対する理解が進むようにと祈らずにはいられません。

 やっと辿り着いた専門医に

『線維筋痛症』と診断されて、

あれやこれやと調べると、

 原因不明で、治療法の無い難病等と解ると

大抵の患者さんは、

絶望的…

お先真っ暗…

夢も希望も何にもない。

在るのは連日連夜身体中あちらこちら移動する烈しい痛み…

表現する言葉も見つからない程の倦怠感と疲労感。

 仕事から疲れ果てて、家の玄関に辿り着くと、

Г御飯を食べるよりも横になりたい!」と言うのが何時の頃からか、私の口癖になっていました……

       散歩道のつるぼ  花言葉  1、『我慢強い』

   我慢強い性格があだになった私

私の場合

幼い頃からの無理や、周囲の無理解が、病気を酷くさせてしまったようです。

 どんなに痛くても家事や育児は勿論仕事もしていました。

両親共に早くに亡くしていますし、姉妹も娘もいない私は何時も全力投球。

ゆっくり休んだり、人に頼ったりと言うことが出来ませんでした。

仕事で 頑張っている夫にも、心配をかけまいと、烈しい痛みに悩んでいるとは言いませんでした。

  明け方、疼痛に耐えかねて自然に出た私の唸り声を聞いた夫がビックリして、「どうした!?」

Г実は、私痛くて息も出来ない…。」

それから私たちのドクターショッピング擬きが始まりました。

  当時は未だ医療関係者にも、線維筋痛症は良く理解されていないようでした。

Г身体中割れたガラスの破片が駆け巡っている感じ」    血管の中

「灼け火箸を当てられたような焼け付く痛み」  皮膚

Г頭を強く締め付けられたみたいな痛さ」  頭痛

Г針の山を歩いているように痛くて歩けない」 足の裏

Г音が痛い」

Г風が痛い」

「痛くて爪も髪も切れない」

『触ると痛い』

何時も何時も泣いていたように思います。

つるぼの花

花言葉2『誰よりも強い味方』

  Гこんなに酷い痛みでこれから先、一生生きて行かなくてはならないのだ」と思うと

辛くて悲しくて

出て来るのは、涙と溜め息だけの毎日が、何年も続きました……      続く

 

誠に勝手ですが、

 台風の接近中で今日も痛くて、もう座っているのが限界です。

途中ですが、終わります。