夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

台風の後の富士山

2017-09-18 20:54:43 | 日記・エッセイ・コラム

                              台風の後の富士山

2017年9月18日 朝の富士山

台風一過、秋空と富士山

右側の山肌に見える白い点々は、山小屋です。

夕方3時過ぎの富士山

 

 

富士市からは富士山がとても良く見えます!

夕方の富士山

夕焼けに少し赤く染まっていました。

         嵐の後の富士山

強風が汚れた空気を吹き飛ばして、空も富士山もとても綺麗です。

登山者に踏み荒らされて汚れた富士山の夏の汚れを洗い流してくれたようです。

        干し柿

渋柿は、皮を剥かれて、串刺しにされて、寒い中で干されて、甘くなる。

何かの本に書いてありました。

        病気で貴重な体験

私の闘病生活も、痛みと苦悩の連続ですが、素晴らしい医療関係者との出会いや交流。

もし健康体だったならば、決して経験出来なかったような体験。

病気でなければ絶対に味わえなかった数々の感動!

 病気は大変な事や嫌な事が多いですが、病気だからこそ経験出来る貴重な体験もあります。

闘病生活で自分も家族も随分変化したと思います。

 普段は分かり難い富士山の山肌の山小屋や小さな窪みが台風の後ではっきり見えるように、

周囲の人たちの心の機微が良く解るようになります。

 例え家族でも、お互いが、相手の気持ちや立場を尊重するようになったことは闘病生活の贈り物だと思っています。

 私自身が病気や闘病生活に感謝しているのは、『人生を一日一日、大切に送るようになったこと』です。

人と別れる時には、何時でもこれで最後と思っています。

これは私の父親が朝元気に出掛けて、昼に倒れ、その夜に亡くなったことに由来しています。

父46歳で急逝。母67歳で闘病18日で死亡等と言う両親を持つと、

四十年間の結婚生活で通算三年半も入院生活を送っている私は大変に恵まれています。

生かされて生きる命を一日一日大切に生きている私です。