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タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

『バカの壁』

バカとはいくら話し合っても分かり合えない。

人には誰でもフィルタがあって、見るもの、聞くもの、感じるもの、を

自分のフィルタを通して理解している。

フィルタは、人の背景/経験/文化/知能/立場・・などによってさまざまに変わってしまうし、自分がどんなフィルタを通して世界を見ているのかは、なかなか知覚できるものでもない。

 

”自分の前にフィルタがあるかも”と疑うことを忘れず、なるべくフィルタに影響されないようにしようと努力する者同士であれば、会話はあるていど成り立つかもしれないが、

そうでなければ、一見 傍目には会話が成り立っているようでも、しらずしらずすれ違いが生じているものだろう。

 

この前の「バカはバカ、自分は自分」と似たような感覚をうけとったが、

よりアカデミックに、東大教授らしい講話となっている。(その分、学者らしいフィルタを通したものの見方になっているのだが)

 

 

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