「たにぬねの」のブログ

いつも、閲覧いただき、大感謝!!

今月のお薦め_11.2006

2006-12-03 17:07:28 | 今月のお薦め_XX.20XX
司政官 眉村卓 JDC
1974年に早川書房より発行された書籍「司政官」の復刻で、
炎と花びら
司政官;クロベと知的生命体(植物?)サルルニアでうすいピンクの自立体であるアミラ(クロベがそう呼んでいる?)との交流。真の連帯が異種生命間で成立するか否かを花びらが飛翔する惑星で考える司政官ひとり。

遥かなる真昼
司政官;オキはピジャジャスタのグゲンゲに可能性を感じるがククンゲが築き上げたかもしれないもの永遠に築かれないこととなる。ネネギアの夜明けがあるとすればずっと遠くへ行ってしまったとオキは感じていた。

遺跡の風
巡察官サミエルのタユネインの幽霊について考えに司政官;カゼタは頷く。
司政官や連邦の有り様、有り方は変わっていくかもしれないが、やるべきこと、やれることは有る。

限界のヤヌス
現役司政官;セイと元司政官;ミシェルのガンガゼンにおける対決と書くのはあまりにも安直であろうか?。植民者を守り原住民と融和させ、その世界にふさわしい文明を作り出すための司政官経験者たちの葛藤と奮闘!!である。

が収録されています。

引き潮のとき 第1巻 眉村卓 早川書房
メルニア同様、待命司政官であったキタは
それほど例がない、故郷であるタトラデンの司政官の任に
就くことを命じられ、情報官であるメドから
連邦の思惑を知る。

兼ねてから、司政官になることを切望していたキタは
連邦の考え方を理解し、タトラデンの地に戻ってきた。

ロボット官僚のチーフであるSQ1、東海岸通信社の記者であるコートレオ、
仮説都市ハビヤの委員であるパヤサバ、
幼少時代をすごした養育院の関係者である
チャムバトやダノンらとの接触により、タトラデンの現状を知りつつ、

連邦職員としての職務を全うする流れを模索していた。
そのような中、ジャクト家当主であるエイゲル主催の舞踏会で
幼馴染であるエイゲル、エステーヤと再会する。
舞踏会で様々な人と知り合ったキタは

アルコールの手伝いもあったのであろう、
踊りの達人であった、
調整家のマイヤーヌとエイゲルの婚約者ニサイアと
一心不乱に踊ったのである。

SFマガジン1983.02->1985.06(1=>29回)分を収録
!!(1ページ最大限26*22*2)*400(page over)の情報量!!

同書籍は黒田藩プレスから復刊されているようです。

今月のお薦め_index->
司政官

JDC



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« texto_018 | トップ | 2007も作成!迷路カレンダー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今月のお薦め_XX.20XX」カテゴリの最新記事