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→♂♀←_no.26_2023:カリブ海殺人事件(再読ならぬ回想)

2023-05-22 17:35:18 | 今月のお薦め_XX.20XX
カリブ海殺人事件_サラ・ブックス―特選・刑事コロンボ〈2〉 W・リンク/R・ロビンソン 二見書房


掟上今日子の兵糧丸(掟上今日子の忍法帖第二話の今際の際のランディル・ラスクエットの行動におけるバーチ捜査官の忘却探偵の推理の仮説)を読みながらカリブ海殺人事件を回想。

恥ずかしながら、第9シーズンの「華麗なる罠(スティーブン・ボチコ脚本)」として映像化されていることを認識してなかったりするので、語る資格を持ち合わせてはいないのですが・・・恥を忍んで言い訳すれば、サラ・ブックスの特選・刑事コロンボの第二弾として明るめ緑カバーの本書が出たのは1982年のことで、新シリーズが始まる前に読んでいたからで・・・

当時、小学生ながら悪いことをしたらバレるという教訓を読後の感想として抱いた次第。
「お天道様は見ている」的倒叙形式って印象、しかし、お天道様の視点が分からなければ話にならないわけで
コロンボの非凡さは相変わらず。

悪事を企てた痕跡は実行の有無に関わらず残るもので
仮に無の方、良からぬことをやらずに済んだとしても悪い心は持ってしまった災いは
いつか明るみに出る、暴かれる、晒される
(作品の妙)。

ということで邪な発想自体を持ってはいけないという教訓を得たという感想で終わってもいいのだが聖人君主でもなければ無理な事なので、持ってしまった場合は、後悔し、その事実を隠そうとしないで反省するってことで救われるかもしれない、取り返しがつくかもしれない、挽回が効くかもしれないってことで。

などと蛇足的なことを書いてしまったので、作品上では悪いことを企てる味を覚えた輩の末路って補足を付しておきます。付したついでに、コロンボの如き、悪事を暴いてくださる方が公職サイドに・・・、ってコロンボも上司とかに重宝がられつつ疎まれてる的演出ではあったりしたかなあ・・・などと足していくかも!?





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