久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

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久喜 提燈祭り「天王様」の起源は…

2016年08月24日 | 日記
「祇園さん」の愛称で知られる京都・八坂神社。

夏の祭礼である祇園祭は、平安時代、京都に悪霊や疫神が侵入するのを防ぐために行われた「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」に由来します。

この御霊会で祭られた神様が、牛頭天王(ごずてんのう)です。

毎年7月12~18日に開催される久喜市最大のイベントである「提燈祭り」も、この牛頭天王を祭ったものであり、「天王様」といわれる所以です。

提燈祭りを実施することで、夏の季節、久喜市周辺地区に疫病が流行らないように祈ったものと思われます。

よく、久喜の天王様の起源が、浅間山の爆発(天明3年、1783年)により大きな被害を受けたために、家内安全、五穀豊穣を祈願して始まったといわれますが、もともと疫病退散を祈っての牛頭天王を崇拝する思想は、久喜にも存在していたと思われます。

また牛頭天王は、神仏習合の時代「素戔鳴尊(すさのをのみこと)」と同一視されました。

久喜の天王様で本壱の人形である素戔鳴尊は、久喜の天王様の起源を正しく伝えていると思われます。

先日、7月12日の写真を整理しました。


本壱の人形山車の前で



お仮屋の前に勢揃いした7町内の高張提燈



当番町内である「仲町の山車」を先導して上田知事、土屋衆議院議員と3人で西口駅前広場に入りました












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