多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

中国のクラウンというと。。。

2019-06-13 20:58:49 | 杂技の雑記
どんなサーカスにもいる存在といえばこちら

はい,クラウンです.日本語だと道化師というのでしょうか.
このクラウンの起源はかな~~~~り古くて紀元前2500年ごろの古代エジプト第五王朝時代には小さなクラウンがいて
宮廷で王様に対して演じていたといわれているそうです.

クラウンがサーカスの一部になるにあたってなくてはならない存在と言われているのがこちら↓イギリスの喜劇役者ジェセフ・グリマルディ

17世紀にホワイトフェイスというクラウンを作り上げて,英国のクラウンの父とも呼ばれているそうです.
クラウン文化の発展にともなって,容姿もまた徐々に分かれていきますが,ホワイトフェイスは今でもクラウンの中でももっとも見られるクラウンです.
さて,これはまあ置いといて
では中国でクラウンの起源ともなっている存在は?と言われるとこちらは紀元前1818年に既に中国の戯曲中で記載があるみたいです.
それがこちら

一種の進行役的な役柄のキャラクターで
《无丑不成戏》 クラウンなしにはショーが成り立たない(かな?)
という言葉があるみたいです.
そしてこのキャラ.
私のブログをご覧になってた方ならどこかで見覚えありませんか?
そう!こちら!!

はい,フランクドラグーヌが中国の武漢に作ったHan Showのメインキャラクターなんですね~
ドラグーヌ,何気にこの辺のことは抑えてたんだろうな~なんて思うのでした.

ちなみに何十年か前の雑技だとやはりチャップリンを意識したクラウンが多かったみたいです.
私は無駄に西洋化せんでええと思うんですけどね.
コメント
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