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出雲市営プール(指定管理者)の死亡事故

2007年08月24日 09時34分25秒 | Weblog
(産経新聞8月24日から)

 出雲市西新町の同市管理の健康増進施設「出雲ゆうプラザ」にある水上滑り台「ロデオマウンテン」の着水プールで、沈んだ状態で見つかり、重体だった雲南市木次町里方、同市職員、宇田川泰行さん(34)の長男で斐伊小2年、奈竜(なる)君(7)は23日午後、収容先の病院で死亡した。死因は水死。また、事故時に監視員マニュアルが順守されていなかったことが判明したほか、同施設では過去に利用者の骨折などの事故が相次いでいたことも分かった。

 奈竜君の死亡を受け、出雲市の長岡秀人副市長と、昨春から指定管理者として運営している「NPO法人ヘルシーサポートいずも21」の高橋稔昌理事長が緊急会見。長岡副市長は「事故を重く受け止めている。調査委員会を立ち上げて原因究明を早急に行い、安全対策を徹底させる」、高橋理事長は「迷惑をかけ、おわびしたい。監視員マニュアルが守られていなかった」と陳謝した。

 市健康福祉部によると、同いずも21とは基本協定書を結び、特にプール監視業務仕様書では一定時間ごとに水中点検する▽救護業務-などを明記。市が作成した「ゆうプラザ監視員マニュアル」の各セクションにおける監視のポイントでは▽ロデオマウンテンからの着水時に速やかにプール外に移動してもらうよう指示する▽着水プールでの遊びを禁ずる▽着水時に移動したのを確認してから3人同時にスタートさせる-などと決めていた。しかし、事故当時はロデオマウンテン専門の監視員はいなく、アルバイトの監視員が隣の幼児、25メートルプールと一緒に監視していた。

 一方、同施設では平成18、19年度、計16件の事故がおき、うちロデオマウンテンでは着水プールにいた4歳の男の子が滑ってきた子どもと衝突して鎖骨骨折するなど3件。いずれも、マニュアルを守っていたら防げていたとみられる。

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