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神戸に行ってきました

2007年08月22日 23時47分00秒 | Weblog
8月18日から22日まで神戸で開かれた、自治労連の定期大会に行ってきました。震災から12年以上がたって、神戸の街は震災の傷跡はまったくみられない近代的な都市になっています。しかし、あの震災から生活がいまだに再建できない人たちや、かけがえのない家族を失って、心の傷をかかえて生きている人たちが少なからずいるという思いが頭からはなれません。

私は、8月19日の自治体関連協議会の定期大会、教育部会の総会、20日からの本大会に出てきました。簡単に報告します。
 
関連協の大会では残念ながら、参加者の発言を聞くまで残れませんでしたが、全国から200名近くの参加者で座る席がないくらいでした。教育部会の総会では、岡山市の学校図書館司書の人たちの取り組みが印象に残りました。20日からの自治労連の本大会では、本部のあいさつやら提案やら代議員の発言はおおむねいつものとおりで、おもしろくなかったのですが、耳に残ったのは、鳥取でたった3人の組合でたたかった非正規の人たちの発言、群馬で事務職に強制配転させられ裁判闘争をたたかいている保健師の発言、栃木で嘱託職員の雇い止めと偽装派遣を阻止した発言など、もっとも弱い立場の非正規の人たちの発言です。ここでは詳しくふれられませんが、明らかに正規職員の組合を超える、迫力を感じました。

いまだに、組合の活動家・役員の中には、「正規職員があっての組合だ」、という人もいますが、どう考えても、労働組合の原点に忠実にたっているのは、非正規の人たちだと思います。これらの人たちの労働組合への結集なしに、これからの自治体労働運動はない、という思いを強くしました。


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