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最低賃金引き上げ 10年ぶりの「高水準」

2007年08月08日 23時53分30秒 | Weblog
14円が高水準といえるかどうかは首をひねりますが、あがったことはいいことです。でも時給は最低でも1000円は必要ですね。今回の改定では生活保護基準にもとどかないのでは・・・。
以下は、asahi.comに掲載されていた記事からです。

最低賃金引き上げ、平均14円目安 厚労省の審議会小委
2007年08月08日11時25分

 07年度の最低賃金の引き上げ額を労使代表らが議論する厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は8日、全国平均で時給14円の引き上げ(現行時給平均673円)を目安にすると決めた。昨年度実績の5円を大幅に上回り、97年度実績以来10年ぶりの高水準。地域別の上げ幅は6~19円と大きくばらついた。10日の同審議会で正式決定する。

 今後、各都道府県に設けられた審議会で、労使代表らが協議して実際の引き上げ額を決めるが、例年ほぼ目安通りとなっている。各地で10月中に順次、新しい最低賃金が適用される見通しだ。

 目安は、都道府県をA~Dの4ランクに分けて提示される。東京など都市部が中心のAは19円、埼玉や京都などのBは14円、宮城や福岡などのCは9~10円、青森や沖縄などのDは6~7円。

 雇用機会の多い都市部では賃金水準の実勢に合わせて大幅に引き上げる一方で、景気回復が遅れている地方では小幅にとどめることで労使が折り合った。だが、地方ほど最低賃金で働く労働者が多く、地域間の賃金格差拡大に批判が出そうだ。

 今年度の最低賃金改定をめぐっては、政府と労使代表らでつくる「成長力底上げ戦略推進円卓会議」が先月、例年以上の引き上げを目指すよう、同審議会に求めていた