TAMAスケッチ同好会

中村英一先生の指導の下、多摩東京近郊の野外スケッチを楽しんでいます。
活動は第2・4土曜日の例会、毎年の作品展等です。

『15周年記念・特別展』出品作品

2016年11月28日 | 一般公開情報
お待たせいたしました。『15周年記念・特別展』の正式画像が出来上がりました。
といっても、15周年記念展示会チーフとK委員が、光や影が写真に映りこまないよう絵を一枚ずつ額から外し、撮影を夜なべ作業でやっていただいた結果です。ありがとうございました。

1、「第一部」のアルバムを表示するには、このリンクをクリックしてください。
2、「第二部」のアルバムを表示するには、このリンクをクリックしてください。
さすがに綺麗に仕上がっていますね!
なお、掲載順がランダム(順不同)で、作者名・作品名の表示がありませが、後日アルバムにしてお配りする際は見易く編集してくださるそうです。

11月26日例会報告

2016年11月26日 | 一般公開情報
15周年記念・特別展を終えホッとしたからでしょうか、参加者は14名。昨日、一昨日が大変寒かったので、日差しが暖かく感じられる目黒の国立博物館付属自然教育園に10時集合。ここでスケッチするのは、初めてという方も多く、ひょうたん池周辺で描かれた方が多かったようです。

      
先生も初めての場所だったようで、おすすめスケッチポイントの紹介はありませんでしたが、「樹々の繁りをどう表現するか」というテーマでレクチャーがありました。

・沢山の樹々が繁っている風景を描くときは、葉の繁りを初めから濃く塗らない。遠くの木立の葉を薄く、手前になるほど濃い目に彩色する。明るいところ、陰になっているところをよく見て、陰を入れるように色を加えていくようにする。
・幹や枝は、葉の彩色をした後に加筆する。その色も最初から濃い色を描きこむのでなく、薄めの色で描いた後で陰影をつけながら色を足していく。
先生の作品は以下の通り。

皆さんの作品と先生の講評は以下の通り。
<講評>
・絵の中で主題として描きたいものは、真ん中に置かない。中心から若干左右にずらしたところに配置するようにする。
・樹林の風景は、構図の中に道や木道、橋、東屋などを入れると(何か一つでもよい)、絵に変化と落ち着きが生まれる。
・紅いもみじの後方を薄くすると、主役の紅葉が引き立つ。
・ススキの穂は、紫系の薄い色で陰をつけるとよい。
・池の向こう側の土手(ヘリ)は、目線と平行の線を基準に、それに対して横にどう変わっていくかをよく見て描く。土手と水面が接しているところには陰の線があるので、しっかり描写すること。

約2時間しか時間が取れず、完成するところまで行けなかった方も多かったかもしれません。ところで先生の講評は、だれがまとめているかご存知ですか。T会長が、メモを取りながら先生の講評を聞いているのに気づかれている方もいることと思います。有難いですね。私はコピペだけです。では講評を頭に入れ皆さんの絵を見直してみましょう。
11月26日会員制作作品

会場連絡

2016年11月26日 | 会員連絡情報
今年度活動計画で未定になっていました、下記日程の会場等をご連絡いたします。
12月24日(土)09:30~:多摩市関戸公民館、7階創作室  静物画作成
1月14日(土)09:30~:多摩市関戸公民館、7階創作室  静物画作成終了後新年会
画題担当グループは、ご用意願います。
以上

11月12日例会報告

2016年11月14日 | 一般公開情報
11月12日例会は、15周年記念・特別展にむけて作品搬入要領の説明等最終案内があり、その後室内での静物画作成となりました。
参加者は、先生を含め23人でした。
画材は、ぬいぐるみ、花、野菜・果物が用意されていましたが、快晴・ぽかぽか陽気でつい外へ出てしまわれた方もいらっしゃいました。いつもより短い時間しか取れませんでしたが、あと30分ほどあれば皆さんそこそこ仕上げられたのではないでしょうか。先生は講評の中で、「光と陰」を中心に静物画を描くときに注意することを、ご指導してくださいました。

①題材の「光と陰」を観察して、きちんと表現する。
・果物、野菜などを盛りつけたザルを描くときは、ザルのふちの一部が光っているところをよく見て描写すること。
 そうすることで質感や立体感を表現できる。
・果物などが重なっているところは、その間や下側が暗く陰になっている。そこに正しく陰を描き込むと
 品物が浮かび上がってくる。
・テーブルの上に置いた花や木は、テーブルにその葉や枝の陰が映っているはず。細い枝の陰をきちんと描くことで、
 静物の存在感がぐっと高まる。
・ナンテンなどの赤い実は、小さくても粒に必ず光っているところがある。その点の部分を残して他を赤く塗り、
 丸い粒をひとつずつ表現していく。
②生け花のガラス花瓶を描く。
・花を挿したガラスの花瓶は、透けて見えている瓶の中もしっかり観察して描く。
 花の茎や、瓶の向こう側がゆがんで見えているところなどを描写するのも面白い。
③静物画のバック(背景)をどう描くか。
・花などのモチーフを描いた後で背景をつけるときは、モチーフの彩色に使った色を全て混ぜ合わせて背景の色に塗るのも
 一つの方法。その場合、バックを濃い目にして手前のモチーフを引き立てるようにする。
先生の絵は「野菜と果物」です。

皆さんの絵は、下の画面からご覧ください。

11月2日勝沼ぶどう郷スケッチ会、11月12日例会業務連絡

2016年11月02日 | 一般公開情報
(1)お楽しみスケッチ会
お楽しみスケッチ会が、勝沼ぶどう郷で実施されました。寒くて、遠くて参加者がどれくらいになるか、不安もありましたが、企画担当者の事前現地調査報告に引き付けられ、参加者は13人になりました。(任意参加のスケッチ会ですから先生は、いらっしゃいません。)
10時現地集合、ぶどうの丘まで20分ほどかけ移動後、企画担当者よりスケッチポイントの説明やらワインテイスティングの要領やら色々説明がありました。
    

スケッチポイントが広範囲に及ぶため再集合はなしで、各自スケッチポイントを目指し移動。ということで今回の皆さんの作品は掲示できません。
ブログ担当者は他3人と一緒にぶどうの丘でスケッチを始めましたが、風が吹き出し、寒くて寒くて、身体が震えだし、1時前に「ほうとう屋」さんに駆け込み、スケッチ途中終了。熱燗がほしかったですが、さすがぶどうの丘、ワインとビールしかありませんでした。他の3人も途中終了。
他のグループと駅で会いましたが、そちらも寒くて大変だったそうです。残りの方たちは、もう一つの目的であるワインテイスティングを目指しぶどうの丘を目指されたそうです。結果は不明。

(2)11月12日例会業務連絡
既にご案内の通り12日の例会は、パルテノン多摩のアトリエに変更となりました。「15周年記念.特別展」についての実施要領を説明いたします。開催実施計画書を持参願います。予定時間は30分程度。その後は静物画制作となります。今回の画題担当グループはCグループです。電話連絡等をとり、画題のご用意をお願いいたします。