TAMAスケッチ同好会

中村英一先生の指導の下、多摩東京近郊の野外スケッチを楽しんでいます。
活動は第2・4土曜日の例会、毎年の作品展等です。

10月22日例会

2016年10月23日 | 一般公開情報
10月22日例会
午前10時桜木町駅集合。本日の参加17人。既に目指すポイントで描き始めている熱心な会員もいるようだ。先生から今日の主なスケッチポイントの紹介があり、三々五々場所探しに出かける。再集合は12時半。スケッチに使える時間は実質2時間もない。結果的に今回は開港記念館と船溜まり周辺にチャレンジした会員が多かったようだ。


先生の講評は、「開港記念館」を描いた人が多かったため、高い塔のある建物を描くときの注意点の話が中心でした。
・開港記念館は「ジャックの塔」の愛称を持つ時計塔が特徴。
・この塔を画面のどこに入れるかを、予めよく考えて構図を取るようにする。
・建物を斜めに見て高い塔を手前に入れると、奥の方がかなり低くなっていくので、バランスを取りにくい。斜めに見るときは高い塔を奥の方に置いた方が画面のおさまりが良くなる。
・時計塔をメインに描く場合は、紙をタテ位置に使って描くのも一案。

先生の絵は日本丸。

皆さんの絵は以下をご覧ください。

15周年記念スケッチ旅行

2016年10月12日 | 会員連絡情報
15周年記念スケッチ旅行
10月2日~3日、同好会発足15周年記念スケッチ旅行が、実施されました。
同好会としての宿泊スケッチ旅行は初めてのことなので、どれくらい参加していただけるか心配もありましたが、先生を含め21名の参加がありました。
今年の9月は天候に恵まれず、何時までも暑いのに雨が多く、当日の天気も気がかりでしたが、幸いにも絶好のスケッチ日和となりました。
宿泊施設は、多摩から2時間もあれば通勤電車を乗り継いていける休暇村「奥武蔵」でした。
駅には旅行幹事が懇意にしている施設長が送迎バスで出迎えてくださり、一同スケッチ場所の説明を受けながら、施設に向かいました。到着後とりあえず荷物をおき、全員でスケッチ場所探索。再集合後、今後の予定を確認したあと、昼食に向かう方もいらっしゃいましたが、食事もとらず一目散に気に入ったスケッチ場所に行き、描き始める方が多かったようです。
主なスケッチ場所と先生の作品は以下の通り。





4時に再集合後先生の講評をいただきました。主なご指導は以下の通りです。

●自然の風景を描くときは、特に目線を正確に決め、対象物がその線の上にあるか下にあるかをしっかり見極めながら描くこと。
●川でも池でも、水には色がない。周りの色が水面に映り込んでいるだけであることを念頭に置き、
 色合い、濃淡を観察して彩色する。波は紙の白を残して表現する。
●川の流れは、遠くに行くほど水平に近づいていく。川の奥の方をタテ長に描くのは間違い。
●道や橋などをタテ位置に見て描くときは、手前側の幅が思い切り広くなっていることに注意して描くこと。
●家が手前から奥に連なっている風景では、手前の家を濃く、奥に行くほど薄い色合いにする。
●樹木も同様、手前の木は濃く、遠景になるほど、薄くしていくと遠近感が出せる。
●色のはっきりした対象物の場合、そのままの色を濃く塗り過ぎないこと。
 例えば、赤い鳥居、ポストなどが中景より先にある場合は、少し控え目の色合いにした方が自然な感じになる。

その後各人部屋に移り、食事前に風呂を浴びる。温泉ではないようでしたが、露天風呂やサウナもあり十分入浴を楽しめました。お風呂の後はお楽しみの食事。旅行リーダーの相当無理なごり押し(?)があったのではないかと思いますが、豪勢な食事とビール、日本酒(なんと獺祭)、ワイン、焼酎と、加えてカラオケまで用意されては、もう「大宴会にならない方がおかしい」といっても過言ではないと思います。写真を掲載したいところですが、ブログ担当者への非難が予想されましたので、断念いたしました。その後どうなったかは定かではありませんが、ブログ担当者はさらに部屋で高価なウヰスキーをいただき、轟沈いたしました。以後不明。

大宴会翌日は、小雨が降り出したため、多くの方が施設の軒下から見えるバーベキューガーデンをスケッチしました。雨降りでもスケッチが出来る場所(プランB)を用意していた旅行リーダーにお礼申し上げます。

このブログでは一度に30枚までしかアップ出来ないようなので、主として初日の皆さんの作品を以下に掲載し、残りは15周年記念スケッチ旅行NO2として掲載いたします。なお水銀灯下での写真撮影によるトラブルが発生し、皆様にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。


10月8日例会

2016年10月09日 | 一般公開情報
9時過ぎ聖蹟桜ヶ丘駅前は土砂ぶりの雨で、会場変更はナイス判断でした。
関戸公民館に集まったのは、先生を含め23人でした。
今回は「静物画が続いたので、偶には人物画にチャレンジするのも良いのではないか」という提案から、クロッキー、素描、着色した人物画と枠が拡がり、やはり静物画という方もいてバラエティーに富んだ活動になりました。また作品展も近づき、先生に相談する方も何人かいて、先生は大忙しになりました。ということで今回は先生の作品はありません。

先生からは、人物を描く場合の注意として下記のようなご指導をいただきました。
①風景の中に点描として人物を描き入れる場合、作者の目線と点描としての人物の目の位置は同じ高さであることに注意して入れること。
②人物は、手や足が顔と同じくらい大きいことに注意して。人物画は手と足で決まるともいわれる。
②身体は骨格に注意し、また身体のパーツごと、顔では目、鼻、唇等建物と同じように正確に比率をとらえて描くこと。

講評終了後、展示会チーフから「11月12日の例会は、会場をパルテノンに変更し最終注意事項を説明」と作品展についての連絡がありました。
皆さんの作品は下の画面からご覧ください。