「一粒万倍日」

暦に「一粒万倍日」と言う言葉がある．読んで字のごとく、農作業で一粒から何倍もの種(実)が取れる。それもいつといつと日にちまで記録してある。

我々には中々実感できないなーと思っていたら、先月に絹さやインゲン豆を収穫したときに、家で食べきれないほどに収穫できた事を思い出した。

絹さやインゲン豆は前年度の11月に種まきをして、冬を越して春先の４月ゴロから取れ始めて、花が咲いた後に全てに実がなると植物だ。

春の香り高くシャキシャキ感があり、味噌汁・卵とじなど中々の評判の良い作物だ。露地栽培だけに手間がかかり、販売量が少ない。旬が短いのだ

このように以前の日本には「農業国」らしい、見習うべき暦があり昔から農業指導していたのだ。が最近では消えかかった言葉になってきた。

作物の種を蒔く日が決められ，管理さえシッカリすると、いつでも万倍取れると有り難いが、それには水遣り・肥料・太陽などに左右される事が多い。