多摩爺の「大人のおやつ(その18)」
コロコロしばちゃん 不二家
山あいの農村にある女房の実家から、都市部の郊外にある私の実家に移動の途中、
納骨を待つ父のお供え物を買って帰ろうと思い、国道沿いの大型ショッピングセンターに立ち寄り、
つかつかと・・・ 中に入ると、偶然目に留まったのが不二家で、
何気にショーケースを見てみると・・・ なんとなんと「コロコロしばちゃん」があるではないか。
先月だったと思うが、将棋の藤井三冠がおやつに食べたと放送されると、
あっという間に、全国各地の不二家で売り切れたという
チョーレアもののカップケーキ「コロコロしばちゃん」が・・・ 1個だけ残っていて、
ニコッと笑った感じ良いの「しばちゃん」と目と目が合ってしまったのだ。
その瞬間・・・ 父へお供えするお菓子は「コロコロしばちゃん」に決まった。
けっして、ふざけてるわけじゃないが、
婆さん(母)は大笑いするし、近所のオバサンも来ていて大受け
「コロコロしばちゃん」の横には、妹が持ってきた清酒が置いてあり、
甘党でありながら、大の酒好きだった両刀遣いの父には・・・ このうえないお供えになった。
まぁ、それはそれで良いんだが、
夕食後、ちょっと経ってからお茶しながら食べようと思ってたら、婆さん(母)が食べていた。
風呂から上がって、バスタオルで頭を拭きながらリビングに入ったら、婆さん(母)が食べていた。
まっ、爺さん(父)へのお供え物なんで・・・ 一番近い親族が食べてるんだから、違和感はないし、
爺さん(父)は、あの世から見てるだけだから、
「ちょっと待て、それは俺のだ!」なんて・・・ 文句を言うことはないだろう。
とはいえ・・・ まさか、婆さん(母)が「コロコロしばちゃん」を食べるとは思わなかった。
翌日、買い物でショッピングセンターに行ったら・・・ そこに「コロコロしばちゃん」はなかった。
たぶん、売り切れたんだろう。
あえて口にする必要はない・・・ それぐらいのことは、だれにでもも分る。
どうでも良いことだが、ちょっと悔しいと思うのはなぜだろうか?
「コロコロしばちゃん」が食べたかったと、声にすることはなかったが、
この歳(67歳)にして、いまだに精神的に成長の過程だとは・・・ いやはや恥ずかし過ぎる。たった一つだけ残っていた・・・ 「コロコロしばちゃん(税込み410円)」
笑笑笑
楽しく読ました。ありがとうございます。
奥さまが召し上がって それは良かったと私は思いました(^_-)(^_^)v
ふふ、、半分ずつにしたかったのでしょうか(•ө•)♡
天国からのお声 聞きたいな。
今日も仲良く!
大人気ないというか、
いじきたなくて恥ずかしい限りです。