時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

酒蔵のパンケーキ

2019年09月02日 | 大人のおやつ

多摩爺の「大人のおやつ(その5)」
酒蔵のパンケーキ 酒庵・空(山口県下関市)

国道から一つだけ脇道に入っただけなのに、行き交う車の音は聞こえてこない。
入り口を隠すかのように・・・ 多くの庭木が植えられていた。
一方で隠すことなく、むき出しになった梁は、天井を高く見せるだけじゃなく、
広々とした店内を、さらにグレードアップする空間を創り出している。

開口部を大きめに取ったガラス窓から、和風庭園に降りそそぐ晩夏の日差しが優しい。
黒が基調で、シックな色合いの和風のテーブル
板張りの長椅子には、藁で編まれた座布団が、ゆったり間隔で敷かれていた。

テーブルの端っこに、さりげなく置かれた竜胆(りんどう)に和む。
忙しかった日常なんて、既に・・・ 何処吹く風
どうでも良かったことに思えてしまうんだから、野に咲く花が放つパワーはアッパレだ。

故郷・下関の酒蔵に隣接する、大人の隠れ家的なカフェ「酒庵・空(くう)
昔通ってた小学校の校区に近いが、通学経路が違うと大きな酒蔵すら記憶に残っていない。
JRのキャッチコピーに倣えば・・・ 「Discover JAPAN」
日本(故郷)再発見と言ったとこだろうか?

大阪に戻る義妹を、新下関駅まで見送った帰り道・・・ 女房と二人、昼下がりのティータイム
お店自慢の逸品「酒蔵のパンケーキ(コーヒーとセットで1,050円)」をいただいた。

日本酒の酵母と、甘酒で発酵させた、甘さ控えめのパンケーキに、
コンポート(果物を薄い砂糖水で煮て作るヨーロッパ伝統の保存方法)された、
季節の果物(ラ・フランス、キウイ、葡萄はピオーネかな?)が美味に加えて彩りを添える。

美味い・・・ ね。
過ぎ行く時間さえも、贅沢に思えるのだから、やっぱり「大人の隠れ家」で良いんじゃなかろうか。
悪いけど、誰にも教えたくない。

酒蔵のパンケーキセット(1,050円)
 生クリームたっぷりのパンケーキに季節の果物(ラ・フランス、キウイ、ピオーネ)が
 添えられている。

酒庵 空(くう) 山口県下関市幡生宮の下町8-23 下関酒造
 表通りの国道から一つ裏筋に入り、行き交う自動車の騒音も聞こえず、
 大人の隠れ家的な雰囲気を醸し出す純和風のカフェ

店内は屋根が高く、むき出しの梁や板張りの座席に加え、大きな窓から見える和風の庭園
落ち着きがあって・・・ まさに、大人の隠れ家じゃなかろうか?

テーブル脇にさりげなく置かれた、開花寸前の竜胆(りんどう)が・・・ 癒しを倍増させてくれる。

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