時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

あえて三密とは言わない。

2020年05月07日 | 時のつれづれ・皐月 

多摩爺の「時のつれづれ(皐月の5)」
あえて三密とは言わない。

新型コロナウイルスの感染拡大にともなう、緊急事態宣言から1カ月が経ち、
政府の専門家会議から長丁場に備えて、
「新たな生活様式」に切り替える必要があるとして具体例が発表された。
詳細はNHKのホームページにリンクが貼られた「新型コロナウイルス」特設サイトが参考になる。

「新たな生活様式」を要約すれば、
「身体的距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い」が基本動作となり、
今さらだが、感染拡大が広まる2カ月前に、果たして守られていたかどうかを自分なりに振り返れば、
発表された「新たな生活様式」の具体例を見ると、子供に道徳を説くような、
大人を小バカにした具体例が並ぶが、自粛を呼びかけるなかでも、
平気でパチンコ屋に並ぶ大人がいて、子連れでバーベキューに興じる若者が後を絶たっておらず、
こういった言い回しをされても仕方なく、これが今後のスタンダードになるのだと言わざる得ない。

ワイドショーでは、具体例に対して、
個別な事例をピックアップして反発する芸人やコメンテーターが何人かいたが、
基本的な事項と、家庭内での決まり事の区別がつかず、
個別の事例に一つひとつ反応してしまうレベルの低さに呆れてしまう。

こういった芸能人やコメンテーターが、お金を貰って、公共の電波で無知を喧伝してるんだから、
本当に腹立たしく、マスコミの責任は大きいと言わざる得ない。

ある程度の年齢を重ねた、成熟した大人なら・・・
明示された言葉や、文章を見て読んで、自ら咀嚼し、自らの生活に応用していく。
それが出来ない人たちが、テレビに出たり、
SNSで無知な発信しているのだから・・・ 本当に嘆かわしい。

キーワードは、首相も、都道府県知事も、口を揃えて云うように、
三密(密閉・密集・密接)を避けよである。
単語の頭を「密」で統一するから三密になるが、
頭の密に拘らず、密接を接近に置き換え並べ替えると次のようになるので参考に記しておきたい。

密集の「集」、接近の「近」、密閉の「閉」で集近閉となり、「しゅうきんぺい=習近平」と読める。
ジョークに敏感で、ユーモアに溢れたこの国の人たちなら、
既にどこかで、誰かが似たような発想をされ、SNSなどでコメントされてると思う。

観光立国を目指している建前上、
すがにお国や地方の偉い人たちが、隣国のトップを揶揄することはできないが、
新型コロナウイルスが、どこの国で発生し、その国の初期対応が拙く、
一時的に事実を隠蔽したことに端を発し、いま世界ではとんでもないことになっている。
このことは、絶対に忘れてはならない。

ボヤキ漫才で一世を風靡した、人生幸朗(じんせいこうろう)師匠なら、
きっと・・・ 「責任者出てこい。」と云っただろう。

誰だよ。
誰なんだよ。
その国の責任者とは・・・ ?
中国共産党のトップじゃないのか!

だから私は・・・ あえて、避けるべきは三密(密閉・密集・密接)だと言わない。
注意すべきは、密集・接近・密閉であって、
「しゅうきんぺい(集近閉習近平)」なんだと拘りを持ち続けたい。

問題は初期対応のミス(隠蔽)である。(アメリカはその他の情報をもってるようだが)
しかし、そのミスですら謝罪せず、責任を取ってないじゃないか!
「罪を憎んで人を憎まず。」とはいうものの・・・ それがどうしたと言わせてもらいたい。
まずは・・・ 「ごめん。すまん。」から始まると思うが、如何なものだろう。


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