時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

お前に言われたくない!

2020年03月16日 | 時のつれづれ・弥生 

多摩爺の「時のつれづれ(弥生の4)」
お前に言われたくない!

3月14日、中国共産党の機関紙「環球時報」がほざいた。(言葉が乱暴で申し訳ない。)
欧米諸国で新型コロナウイルスが蔓延し、
非常事態宣言が出されたことを揶揄したかどうか、その真意は分からないが、
感染症への対応があまく、
拡大を許したとして「反省すべきだ。」、「非常に脆弱だ。」との社説を掲載した。

また、ある中国政府高官は、新型コロナウイルスについて、
発生源は思い込まれているような湖北省武漢市ではなく、
米軍が持ち込んだ可能性があるとSNSに投稿したというではないか。

おい、おい、おい、いま頃になって、お前らが・・・ それを言うか?
この二つのコメントには不愉快極まりないと、世界は大きな声を上げるべきじゃなかろうか?

百歩譲って、米軍が持ち込んだかもしれない。(そんなことないと思うが)
だが・・・ 世界で一番人口が多い中国人の旅行者やビジネスマンが、
年明け早々から大勢で世界を飛び回り、
各地で新型コロナウイルスをばら撒いた事実は、
いまさら取り消すことはできないし、隠蔽することもできない。

百歩譲って、中国国内での発生源は不明だとしても、
不幸にも感染者が出てしまった世界の各地では、濃厚接触者を辿れば中国人に行きつく。
そのことについて、彼らは謝罪どころか、そういった事実に触れることもない。

確かにここ最近、中国での感染者は減り続け、落ち着きを見せ始め、
事態の鎮静化は図られたかもしれない。

とはいえ・・・ 「我々は新型コロナウイルスに勝った。」などと、
トップがほざく心境が分からない。

8万人もの感染者をだし、3,000人を越える死者をだして、
どの口で「勝った。」などと言えるのか?
世界は、こういった厚顔無恥な発言に対し「バカも休み休み言え。」と怒りを交えて嘲笑するだろう。

つい最近まで、発生源の中国では病院を作ったり、都市をまるごと封鎖したり、
大変な状況に陥っていたから、世界は大人の対応でぐっと堪え、非難することを控えていた。
にも拘わらず、都合が悪いことは隠蔽し、
人々の行動を徹底管理する社会システムを築き自画自賛した。

そして・・・ それが当たり前だと、システムに慣らされてしまった国民は、
口を揃えて当局に同調の意を示した。

共産党による社会主義に、どっぷり浸かった国民とは、こうも従順になってしまうものなのか?
我が国のように、マスコミが野次馬化して、
政府批判を繰り返しながらワンチームを拒むのも感心できないが、
改めて、思想教育の恐ろしさに身震いを覚えてしまった。

こういった発言は非常に腹立たしいが、
それでも憎悪は新たな憎悪を生み、負のスパイラルに陥るので、ヘイトを支持するつもりはない。
それにつけても、この手の発言が外国で生活している中国人の立場を、
かなり危うくしてること知ってのことだろうか。
そこまで考えていたら、面の皮の厚さもたいしたもんだが、とてもそうには思えない。

私は街中で唾を飛ばしながら、大きな声でしゃべる中国人を見かけても、
暴言を吐くようなバカじゃないが、
正直なところ・・・ 軽蔑の視線を送ることまでは否定できなくなっている。
あくまでも、街中で大きな声でしゃべってる迷惑な中国人のことだけなんだが心が痛い。

自分の胸に手を当てて、少しだけ考えてみてほしい。
それでも恥ずかしくて・・・ いまさら「ごめん。」とは言えないだろう。
とはいえ、大国を自負するなら、もう少し賢いコメントを言ってみたらどうだろうか?


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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はじめまして♪ (母恵夢(ポエム))
2020-03-21 08:56:36
フォローさせていただきました。
 スッキリするブログです!
宜しくお願いします。

コメント欄を閉じていますので、こちらで失礼しております。
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恐縮です。 (多摩爺)
2020-03-21 09:31:45
母恵夢さま
フォローしていただき、ありがとうございました。
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