抹茶ミルク金時

多摩爺の「大人のおやつ（その１７）」
抹茶ミルク金時　築地銀だこ（ＪＲ中央線・国分寺駅）

１０時過ぎから、突然降り出した雨が上がったと思ったら、
いきなり爽やかな風が吹いてくるではないか。

それが原因かどうかは分らないが、
女房が「近所の駅ビルまで買い物に行こう。」と言い出すもんだから、
あまり気乗りはしなかったが・・・　付き合うことになってしまった。

しばらく来ないうちに、駅ビル１階の通路に面した飲食の店舗は・・・　けっこう入れ替わっていた。
実のところは分らないが、こんなとこにもコロナの影響があるのだろうか？
もし、そうだったら気の毒とは思うが、駅ビルの通路だけに家賃が相当高かったのだろう。

すると、女房が突然たこ焼き屋さんを指さして、
お昼に「たこ焼き」を買って帰って食べよっか？」と言うもんだから、
なにも考えずに「良いねぇ。」と返し、お店に向かうと・・・　どうでも良いけど、ちょっとビックリ
なんと、なんと・・・　メニューに「かき氷」があるではないか？

こんどは私から「かき氷食べようか？」と誘うと、
「良いけど、一つは食べられないよ。」と言うもんだから、
抹茶ミルク金時（税抜き６３０円、テイクアウト６８０円、イートイン６９３円）を一つ注文して、
スプーンを二ついただき、右（抹茶サイド）と左（ミルクサイド）からつつき始めた。

窓に近い席だったので、歩いてる人たちから見れば、
ジジイとババアが、ラブラブみたいで・・・　ちょっと気持ち悪かったかもしれないが、
そこんとこは、ご愛敬ということで勘弁してほしい。

抹茶ミルク金時、私が子供のころは、宇治ミルク金時と言ってたような気がするが、
そんなところに拘る必要はない。
なんというか・・・　この氷がメチャメチャ美味いのに驚く。
水道水を凍らせたような味じゃなく、雑味が全くなくて・・・　ホントに美味いのだ。

メニューをよく見れば、銀だこ謹製「天然水かき氷」とあり、
調べてみたら信州の大地で育まれた・・・　深層天然水の板氷とある。

深層天然水って、てっきり海洋深層水のことだと思っていたんだけど、
地下水も、深いところから汲み上げれば深層水というらしい。
思い込んでいることって、ほぼ無知と同じだから・・・　ホントに恥ずかしい。

たこ焼き屋さんの「かき氷」だけど侮るなかれ・・・　これがホントに、美味いからビックリする。
あえて一つだけ、注文をつけるとすれば、
大きさは、このままで構わないので、もう少しだけ大きなお皿に盛ってほしかった。

二人で右と左から、それぞれのペースでつつくもんだから、
勿体ないことに、たくさん溢してしまった。

最初から少し溢れたまま出てきたんだから、そこらあたりに気を配ってくれたら、嬉しかったんだが、
さすがに、たこ焼きがメインのお店に・・・　それを望むのは酷だと思うし、
慣れないメニューを、サービスで溢れるぐらいに盛ってくれてた可能性だってあるんだから、
ここは勿体なくても・・・　自分で溢さないように食べるしかないだろう。

残念ながら・・・　年を取ると手元がおぼつかなくなってしまう。
いつの間にかそうなってることに、気づかされたのかもしれないね。


銀だこ謹製「天然水かき氷」抹茶ミルク金時（６９３円）
お皿が小さいので、たくさん溢してしまいました。
アクリル板で仕切られ、感染対策はバッチリ、こういうお店は・・・　安心できる。