めぐる屋

~藤丞めぐるです。『日本の残酷風習』『頂き女子白書』~

退院しました。

2019-05-15 14:37:35 | 日記

先日、無事手術を終え、退院しました。

当初の予定よりちょっと長くなって、10日間の入院でした。

GW、史上初の10連休!と世間は浮かれていましたが

私は人生初の入院で世の中から隔離され

右わき腹にチューブを二本さされたままテレビを見て

時代が「令和」に変わったことを実感しようと努力していました(笑)

 

初の手術!初の全身麻酔!

同室の人は「手術室に入ったら緊張と不安で泣きだしてしまった」とか話していたんだけど

私はなぜか・・・全然そういう気持ち、なかったなあ。

「わー手術室って、こんなんなんだ~」

「わーみんな(医者・看護師)勢ぞろいして待ちかまえてる~ドラマみたい~」

という好奇心しかなくて

麻酔をされて「ふわ~」っとした心地よい感覚に、素直に身をゆだねたら

あっという間に手術は終わっていた。

3時間なんて、すぐだね。(寝てるからな)

マンガではこういう場合、主人公が

「この手術が成功したら、みんなのように野原を駆け回れるようになるのね・・・そしてあの人にも、会いに行けるのね・・・」

なんてモノローグで長い夢を見てたりするけど

実際そんな暇はねえ。瞬眠だから。

しかし現代医療ってすごいなあって思うのは

傷の痛みがほとんどないということ。

右乳切除してさ、脇の下までメス入ってるんだよ?

20センチ以上の傷があるのに

たまに「チクチク」「チリチリ」ってするくらい。

手術後1~2日には、神経系の痛みが脇を走って

しばらく動けなくなったりしたけど。

そういえばこの時って、ちょうどベッドに腰掛けてて

「ビリリッ!!!」と走った痛みにしばらく耐えていたんだけど

「どうやらこの痛みは続くぞ。看護師さんは何事も我慢しないでっていってたし、これはナースコールをした方がいいのか」

そう思ったのだが、ナースコールのボタンは私の右後ろにある!

あれをつかむには体を右にひねって、右手を伸ばさなければ!

・・・って今痛いのは右脇で、そっち側には動けないんですけど!!!

そんな自分の状況に内心笑いつつ、耐えていたらなんとかおさまった。

ふう・・・

人生には思いもかけない困難が待ち受けているものさ。

思いもかけない、といえば

乳がなくなったことで、今まで乳に隠れて見えにくかった己の二段腹が

超目立つんですけど(汗)

いや肉づきは自覚してましたよ。でもね、これほどとは・・・

・・・・・・まあ、いっか。

些細なことはどうでもいいんだよ。

今、元気に生きてればさあ。

乳の一つや二つなくなったって

ベテラン看護師とかわいコちゃん看護師の前でパンツ脱いで

おしっこの管抜かれたり、アソコ調べられたりしたら

もうなにがあっても、どうでもいいよね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする