
アフター5は、栗原へ。
劇団三ヵ年計画の稽古。
このストーリーの主人公は誰かな、なんて考えていた。
のぶさんが書く台本には、
そう言えば、分かり易い“主人公”って、
出て来ない気がする。
観ている側が、
この人が主人公かなぁ~、と思った人が主人公みたいな。
或いは、全員が主人公みたいな。
そんな感じ。
私が、観ている側として、
この人が主人公かなぁ~、と思うのは、
少年、かなぁ。
宮沢賢治の「銀河鉄道」でいうところの、
ジョバンニ、のポジション。
そうすると、
カンパネルラは、
やっぱり、青年。・・・になるのだろうなぁ。
宮沢賢治の童話のような、
別役実の不条理劇のような、
朗読会の時に、お客様が仰って下さった、
その二つの世界観の融合のような、
それが、なかじょうのぶワールドなのだろうなぁ。

