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The die is cast

出石皿そば 近又@豊岡市「皿そば」

桂小五郎の日記には次のようにある

「明治元年 お菊と丹波篠山郷近又に宿る」


「近又」

ウイークデーであっても老若男女多くの待ち客


街並みを散策したり出石手打皿そばの由来を読みながら待つ

「おそばの提供までには少し時間がかかりますけど寒いので中へどうぞ」

アニキが丁寧に案内してくれる


店員さんは多いものの追加注文がひっきりなしに入り厨房は忙しい

デフォルトの注文は1人前5皿

追加は1人前5皿が基本だが1皿でもOKとのこと


薬味はネギ,山葵,大根おろし,とろろ,卵

これらを使い分けながら味変して食べ進むシステム


大きな徳利に並々と入ったもり汁

「お待たせしました」


「出石皿そば」

2人前10皿+追加1人前5皿


過去数回 他の有名店で食べたが間違いなく一番のルックス

挽きぐるみらしい大きな星が無数に散らばる荒々しい面構え

エッジの立ち方も美しい

「一枚目はお塩で召し上がってみてください」


豊岡市竹野産の塩をひとつまみ

そっと手繰れば短めの蕎麦

しっかりしたコシ

蕎麦の香りと甘味がふわっと広がる

嘉味!


2皿目からはもり汁

甘さを抑えた関西風醤油味

山葵,大根おろしの薬味を添えて手繰る


とろろ



蕎麦,とろろ,もり汁が渾然一体となって喉を滑る


お次は卵


プラスとろろ


もり汁,卵,とろろをよく混ぜ合わせたら


蕎麦をどっぷり浸し

啜り上げる



嘉味!


木製の湯桶でたっぷり出される蕎麦湯はサラサラタイプ

お湯の熱で白濁した卵ととろろを啜る



二人で15皿 そのうち僕が9皿

お会計を聞いているとカップルは20皿を食べているようだ


とても美味しくいただきました

接遇も抜群ですね

ごちそうさまです

機会があればまた来ます

☆☆☆(☆☆☆また行きたい ☆☆美味しかった ☆まずまず ×価値なし)
営業時間 11:00〜15:00(売り切れ次第終了)
定休日  不定休
駐車場    あり(店の真向かい)
豊岡市出石町本町99 ℡0796-52-2268
 
 
 
 
 

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コメント一覧

takuya979
@cforever1 こんにちは
お店のHPに
「屋号の由来
慶長年間(篠山築城の頃)近江の国より移住兵庫県丹波篠山において「近江屋」と筑し旅篭を営む。
当主は代々又兵衛を襲名し近江屋又兵衛と名乗る。明治初年頃屋号を「近又」と改める。
近江商人は、全国津々浦々に根をおろしている。丹波篠山という山奥の街にも「近又」という宿がある。
明治の元年「木戸孝充」が桂小五郎といった時代に好きなお菊と丹波篠山郷近又に宿ると書いた日記を山口県に残している。
その近又楼をこの但馬の國出石に移して「近又」の屋号を残す(当店主は三代目である)」
とあり、ここを参照しました。
しかし、桂小五郎が泊まったのはこちらのお店ではなくhttps://www.kinmata.jp/history.php
のようですね。
cforever1
芸術的な姿をしたおそばですね💎
近又、名前だけ知っていましたが、「桂小五郎まで出てきたら行かないわけにはいかないね」って、うちのチットがやる気を出し始めています🎵クリンより🐻🌼
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