1+2+3+4=10
「こうかい?」ユウキはゼロにたずねる。「いや、前から順番にたすんじゃなくて工夫するんだ。たし算はどこからたしても同じ答えが出る。」「…あ!こうか!?」
(1+4)+(2+3)=5+5=10
「なんか同じ数になった?」サクラちゃんが何かに気づきかけている。「一番小さい数+一番大きい数と、二番目に小さい数+二番目に大きい数を…もしかして!」ユウキから鉛筆をとりあげて式をふたつ書き始めた。
1+2+3+4 ←前から順番
4+3+2+1 ←逆からならべた
5+5+5+5=
「こうならべて…上と下の数をたすと、かならず同じ数になる!」ユウキも気がついた。「同じ数をたすから、かけ算っ!5を四回たす、つまり四倍すれば…5×4=20 …あれ?最初の計算と答えが合わない…。」ユウキは、助けを求めるようにゼロをみる。しかし、これ以上の手助けでゼロは失格になってしまう。
「…くっ!」(塾長)
「こうかい?」ユウキはゼロにたずねる。「いや、前から順番にたすんじゃなくて工夫するんだ。たし算はどこからたしても同じ答えが出る。」「…あ!こうか!?」
(1+4)+(2+3)=5+5=10
「なんか同じ数になった?」サクラちゃんが何かに気づきかけている。「一番小さい数+一番大きい数と、二番目に小さい数+二番目に大きい数を…もしかして!」ユウキから鉛筆をとりあげて式をふたつ書き始めた。
1+2+3+4 ←前から順番
4+3+2+1 ←逆からならべた
5+5+5+5=
「こうならべて…上と下の数をたすと、かならず同じ数になる!」ユウキも気がついた。「同じ数をたすから、かけ算っ!5を四回たす、つまり四倍すれば…5×4=20 …あれ?最初の計算と答えが合わない…。」ユウキは、助けを求めるようにゼロをみる。しかし、これ以上の手助けでゼロは失格になってしまう。
「…くっ!」(塾長)