掘り下げますよ。対話(dialog)をしながら↓
プレゼントして喜んでもらおう!
なにがうれしいかな?
幼児さんからだったら、葉っぱひとつもらってもうれしいですね。大好きなお菓子をくれたらそれもうれしい。食べかけのビスケットひとつでもね
なにかをくれる気持ちがうれしいのは確かです。たぶん、わたしが喜ぶ顔を考えてくれたことがうれしいんだと思います
そのときは、わたしがどう感じたかより、まずうれしいよと素直に返します。大袈裟なくらいハッキリと示(しめ)します。反応が薄ければ相手にしてもらえなくなるかも知れませんからね
モノを間にして、わたしたちは気持ちのやり取りをしています
プレゼントで、もっと喜んで欲しいな!
ヒトは、いっしょになにかをしたり感じたりすることが楽しい生き物です。相手がもっと喜んでくれたなら、自分ももっとうれしい。高学年にもなったなら、ひと工夫をして、もっと喜んでもらおう。そのために、もっと掘り下げをしてみよう
相手はなにを喜んでくれるんだろうね?
相手を喜ばせようと考える「気持ち」がうれしいんですよね。そこをもっと具体的に掘り下げてみましょうか
ぐたいてき【具体的】
[形動]はっきりとした実体を備えているさま。個々の事物に即しているさま。「―な方法」「―に指示する」抽象的。
小学館「大辞泉」より引用
例をあげて考えます。たとえば。予算が許すなら相手が一番欲しがっているモノを買えばいい。買い物でおカネを使ったらお店のひとがよろこんでくれるように、おカネさえあればモテモテかもしれません。おカネを使ってくれるひとと仲良くしていたらトクですから。大人になって自分で稼ぐようになったら試してみましょうかね。でも、金額じゃ気持ちまで買えません
気持ちってなんなんだろうね?
きもち【気持ち】
1、物事に接したときに心にいだく感情や考え方。「―のこもった贈り物」「お―はよくわかります」
2、ある物事に接したときに生じる心の状態。気分。感じ。「―のよい朝」「―の悪い虫」
3、物事に対しての心の持ち方。心がまえ。「―を新たにする」「―を引きしめてかかる」
4、からだの状態から生じる快・不快の感じ。気分。「―が悪く吐き気がする」
5、相手に対する感謝の心や慶弔の意などを表す語。ふつう謙遜していうときに用いる。「ほんの―ですが」「―ばかりの品を送ります」
6、(副詞的に用いて)ほんのわずか。「―長めに切る」
小学館「大辞泉」より引用
あなたも例をあげてください。プレゼントにともなうさまざまな手間。調べる手間、探す手間、手に入れる手間、メッセージを付ける手間、ラッピングする手間、贈るタイミングの手間…サプライズ(びっくり)とかね。ほかにあるかな?
モノだけただもらうより、手間もかけたぶんもっとうれしい。これは気持ちです。手間をかける気持ちが喜んでもらえるんじゃないかな
時間なり労力なりの自分のものを削ってプレゼントをしたら、その気持ちが相手に響きます。自分で食べたいお菓子をガマンしてプレゼントしたら喜んでもらえるようにね
両親のお誕生日、あなたの遊び時間を削って準備してプレゼントにしようよ!
たださ、ママとパパは勉強時間を削ってもよろこばないよね。あなたのひと工夫、たとえば自由時間を上手く使う工夫や周りと打ち合わせする手間だって立派な気持ちになると思うな
掘り下げのための対話ってこんな感じです。大切なのは、相手に「まてよ?」と気付きをもたらすこと。そこから自分で答えまでたどり着いたんだという実感が血や肉になります。彼ら自身に対話力が身に付き、仕事でもきっと役に立つでしょう
アクティブ・ラーニングってなんだ?|2020年度以降小中高で実施する学習指導要領
そのために、大人が先回りして諭(さと)して終わりは避けたいですね。対話には気付きを促(うなが)す問いかけが必要です。わたしは事前に準備をしていますが対話が想定通りになるのかわかりません。だってライブですもん。ライブではこちらにも気付きが待っています。対話って共に成長ができるんです。ワクワクしますね(藤田)
感情を汲み取るトレーニング|書くことが気持ちを伝える
プレゼントして喜んでもらおう!
なにがうれしいかな?
幼児さんからだったら、葉っぱひとつもらってもうれしいですね。大好きなお菓子をくれたらそれもうれしい。食べかけのビスケットひとつでもね
なにかをくれる気持ちがうれしいのは確かです。たぶん、わたしが喜ぶ顔を考えてくれたことがうれしいんだと思います
そのときは、わたしがどう感じたかより、まずうれしいよと素直に返します。大袈裟なくらいハッキリと示(しめ)します。反応が薄ければ相手にしてもらえなくなるかも知れませんからね
モノを間にして、わたしたちは気持ちのやり取りをしています
プレゼントで、もっと喜んで欲しいな!
ヒトは、いっしょになにかをしたり感じたりすることが楽しい生き物です。相手がもっと喜んでくれたなら、自分ももっとうれしい。高学年にもなったなら、ひと工夫をして、もっと喜んでもらおう。そのために、もっと掘り下げをしてみよう
相手はなにを喜んでくれるんだろうね?
相手を喜ばせようと考える「気持ち」がうれしいんですよね。そこをもっと具体的に掘り下げてみましょうか
ぐたいてき【具体的】
[形動]はっきりとした実体を備えているさま。個々の事物に即しているさま。「―な方法」「―に指示する」抽象的。
小学館「大辞泉」より引用
例をあげて考えます。たとえば。予算が許すなら相手が一番欲しがっているモノを買えばいい。買い物でおカネを使ったらお店のひとがよろこんでくれるように、おカネさえあればモテモテかもしれません。おカネを使ってくれるひとと仲良くしていたらトクですから。大人になって自分で稼ぐようになったら試してみましょうかね。でも、金額じゃ気持ちまで買えません
気持ちってなんなんだろうね?
きもち【気持ち】
1、物事に接したときに心にいだく感情や考え方。「―のこもった贈り物」「お―はよくわかります」
2、ある物事に接したときに生じる心の状態。気分。感じ。「―のよい朝」「―の悪い虫」
3、物事に対しての心の持ち方。心がまえ。「―を新たにする」「―を引きしめてかかる」
4、からだの状態から生じる快・不快の感じ。気分。「―が悪く吐き気がする」
5、相手に対する感謝の心や慶弔の意などを表す語。ふつう謙遜していうときに用いる。「ほんの―ですが」「―ばかりの品を送ります」
6、(副詞的に用いて)ほんのわずか。「―長めに切る」
小学館「大辞泉」より引用
あなたも例をあげてください。プレゼントにともなうさまざまな手間。調べる手間、探す手間、手に入れる手間、メッセージを付ける手間、ラッピングする手間、贈るタイミングの手間…サプライズ(びっくり)とかね。ほかにあるかな?
モノだけただもらうより、手間もかけたぶんもっとうれしい。これは気持ちです。手間をかける気持ちが喜んでもらえるんじゃないかな
時間なり労力なりの自分のものを削ってプレゼントをしたら、その気持ちが相手に響きます。自分で食べたいお菓子をガマンしてプレゼントしたら喜んでもらえるようにね
両親のお誕生日、あなたの遊び時間を削って準備してプレゼントにしようよ!
たださ、ママとパパは勉強時間を削ってもよろこばないよね。あなたのひと工夫、たとえば自由時間を上手く使う工夫や周りと打ち合わせする手間だって立派な気持ちになると思うな
掘り下げのための対話ってこんな感じです。大切なのは、相手に「まてよ?」と気付きをもたらすこと。そこから自分で答えまでたどり着いたんだという実感が血や肉になります。彼ら自身に対話力が身に付き、仕事でもきっと役に立つでしょう
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そのために、大人が先回りして諭(さと)して終わりは避けたいですね。対話には気付きを促(うなが)す問いかけが必要です。わたしは事前に準備をしていますが対話が想定通りになるのかわかりません。だってライブですもん。ライブではこちらにも気付きが待っています。対話って共に成長ができるんです。ワクワクしますね(藤田)
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