ひとりぼっちの象

象はもともと群をなして生活をする動物です。
だから動物園でひとりぼっちでいることで
精神的に落ち着かなかったり、極度の怖がりになるそうです。
そんなひとりぼっちの象に友達をと、
映画「星になった少年」のモデルとなった少年の弟さんが
象を連れて全国を回っているそうです。

16年間もひとりぼっちだった象は、少しだけ心を開きました。
まだ7歳の象は母親を思い出したように、最後の日、
エサを訪れた象に分け与えるまでになりました。
象が滞在するのはたった3日間だけですが、
他の象と接することで心に変化が訪れたようです。
やはり一人ぼっちはさみしかったんだと思うと涙が出ました。
と、大好きな「どうぶつ奇想天外!」のひとこまです。

この写真は天王寺動物園の象です。
二頭でいるからさみしくないかな…。