私が初めて フィリピンに渡航したのは 平成14年の12月でした
暑いとは聞いていましたが 日本は10℃前後で フィリピンは28℃~30℃で
そのギャップに 驚いたものですが 驚いたと言えば 物価にもビックリでした
まるで日本の20~25年前の物価でした コーヒーがホテルで 100円前後
米も1kg その当時 36円です 庶民の暮らしは 信じられないほど 貧祖で
妻の村では 冷蔵庫や洗濯機 DVDなどは 数えるほどの家庭しか無く
国道から 100mも 離れれば 電気も無い家が ほとんどです
そんな 中で単身 私は 渡航を決意して 妻の家に滞在しました でも 最初の渡航は
妻の家には泊まらず 両親と2時間程度 通訳を 交えて 会談しただけです
でも よく2月の 渡航では 妻の家に3連泊です 今考えれば 無謀ですね!
シャワーも トイレも 有りません シャワーは共同ポンプ場で 服を着たままで 水浴び
トイレは 家の裏で 穴を掘って そんな 生活も 自然で今考えれば 良い体験です
2月の滞在で 不便を感じた トイレ、シャワー、冷蔵庫は 両親に お金を渡して
買い揃え、増築です 妻の親父は幸いにも 大工です!
でも 問題は シャワー、トイレを 作るには プライベートの井戸が要ります
井戸を掘り ポンプで タンクにくみ上げ 配管で 台所、トイレ、シャワールームに
繋げる事が 必要です 井戸を掘るのに3日間です 全て人力です 18mを 3日間で
掘っていきます その後は ポンプで 水を汲んで 3日間で 綺麗な水が出るのです
水道の蛇口を開ければ 水が出る 生活をしていた 私ですが
慣れれば 問題なく 生活ができますよ!
これで 3回目の滞在時は 文化生活ができます 冷蔵庫が有るだけで 水が出るだけで
それはそれは 文化生活です 家族も大喜びでした!!
洗濯物だられの 共同井戸 今も水が たっぷり出ています。。