エコパでは、中学生の駅伝大会が行われていた
6日、所属会で毎月実施される「おはようハイキング」に参加。午前中には終了するコンパクトさが良い。今回のコースは、エコパ〜法多山奥の院〜三ツ峰〜腹擦峠〜展望台〜富士見台霊園と小笠山山稜北側の稜線を歩く。
法多山奥之院
ここは硬軟の積み重なった地層の侵食の差によって、北面が切れ落ちた崖状、南面が緩斜面と非対称の丘陵となっていて、そういう地形を「ケスタ地形」というのだそうだ。崖縁のヤセ尾根という同じような風景が続く。
腹摺峠の不動明王像と石碑
腹摺峠は掛川と横須賀とを結ぶ道の峠で、馬の横腹を摺るほどに狭いことから名付けられたというが、峠越えのその道はすっかり荒れている。傍らに「納經・・」(下は削れて不明)と彫られた石碑と不動明王の石仏が佇む。尾根西端の法多山尊永寺は、725年、行基開創と伝えられる真言密教系の古刹であるから、行者の祀った経塚であったのかもしれない。