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ってゆーかというか

なんとなくな徒然なるままの情報発信だよ。

ロマン ロラン から

2008-12-30 23:08:37 | BOOK
ここ近年を振り返ると、ロマン・ロランに魅せられた自分がいる。 ロマン・ロランの作品を読み始めたら止まらなくなった。 「ベートーヴェンの生涯」 「ジャン・クリストフ」 「トルストイの生涯」 「ミケランジェロの生涯」 「ミレー」 「ピエールとリュース」 「愛と死との戯れ」 「リリュリ」 感情的なところ、理性的なところ、感性的なところ。複雑に入り混じっている。 感性的な部分に憧れを抱く。 ロマン・ロ . . . 本文を読む

「ユルスナールの靴」

2008-11-24 10:57:43 | BOOK
「ユルスナールの靴」を読み終えた。 須賀さんが魅せられたマルグリット・ユルスナールの人生の軌跡を軸に、須賀敦子さんの自己の記憶が螺旋状に絡まり、ところどころで接触する、といった感触を味わった。 ユルスナールはベルギーの貴族の出身だが彼女の代で財産をなくし、※EXILE(エクジィル)になった人で、その生涯、ほとんど定住することなく各地を旅し、最期をマウント・デザートという島で過ごし亡くなる。 . . . 本文を読む

須賀敦子さんについて

2008-10-26 14:08:34 | BOOK
今年に入ってから須賀敦子さんの本を少しずつ読み続け、4冊を読み終えた。 読み始めるきっかけは日経新聞の文化欄の紹介記事だった。 読んだ本は順番に 「ミラノ 霧の風景」 「コルシア書店の仲間たち」 「トリエステの坂道」 「ヴェネツィアの宿」 「ミラノ 霧の風景」の一章を読んで瞬く間にこの人に惹かれてしまった。 文章、構成ともに丁寧で上手い。さらっと書いているのに奥底に何かあると感じるがそれを捉 . . . 本文を読む

「魔の山」 トーマス・マン

2008-06-22 10:47:59 | BOOK
トーマス・マンの「魔の山」を読み終えた。 いつか読みたいと思っていたが、垣根が高く読む気にならなかった本。 なんとか読み終えようと決めたのは、大江健三郎の「話して考える(トークシンク)と書いて考える(ライト・トーク)」の中で、「魔の山」についてのトーマス・マンによる説明が紹介されていたのを読んでからだ。この物語は聖杯伝説であり、聖杯は人間の永遠のミステリーなのである、というような。それに惹かれて読 . . . 本文を読む

「ジャン・クリストフ」 ロマン・ロラン

2008-03-16 22:06:30 | BOOK
 最近、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」を読了した。 11月くらいから読み始めて、それから夢中になった読んだ。 これほど夢中になって読んだ本は、今までないと思う。 20世紀前後のドイツ、フランス、イタリア、スイスを舞台にジャン・クリストフの一生涯が物語られる(“成長”というより“生長”といったほうが適しているようだ)。 幼年期のジャン・クリストフにすぐに惹きこまれた。 幼年時代の記憶。 . . . 本文を読む

古本

2008-02-09 16:50:46 | BOOK
何気なく古本屋に入る。 おや、よく見るとセレクトがよい。 いろいろ見てみて、今は売っていない本があった。 買ったのは以下2冊。 合わせて1,100円。 「モンテーニュ論」著者:アンドレ・ジッド、訳者:渡辺一夫、出版:岩波文庫 “リクエスト復刊!”と帯に書いてある。1990年頃。 第一刷は1930年代。 モンテーニュは十六世紀のフランスの人。 その人が20世紀初めにジッドという同じフランス人に論ぜ . . . 本文を読む

パスカル 「考える葦」

2008-01-12 23:01:18 | BOOK
T.S.エリオットの「文芸批評論」の中の「パスカルの『パンセ』」が面白かった。独特な切り口、かつ明晰。 エリオットはパスカルと彼が著した「パンセ」を大変に評価している。 (ちなみにエリオットはゆっくり読んでみたい詩がいくつかある。岩波文庫の「イギリス名詩選」に載っている「マリーナ」は読みごたえがある。)  昔、パスカルに興味があった。岩波文庫の「パスカル」(野田又夫著)を持っていたのを思い出し、 . . . 本文を読む

大江健三郎の講演会を聴いて

2007-12-24 21:22:59 | BOOK
大分、更新を怠けてしまった。 一回、怠けるとそのままだ。 最近、大江健三郎の講演会を聴く機会を得た。 講演会の演題は「詩と小説と生きること」 この講演会は『臈(らふ)たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』という大江健三郎の最新刊の記念として催された。 エドガー・アラン・ポーの詩「アナベル・リー」が大江健三郎の小説と人生に与えたものについて、また詩の翻訳について語ってくれた。 前半では「ア . . . 本文を読む

音楽のエラボレーション 第一章

2007-11-12 23:33:23 | BOOK
最近、クラシックばっかり聴いている。 とくにグレン・グールドの演奏。 これだけ聴いていると、薀蓄魂に火がついてくる。 そこでエドワード・サイードが書いた「音楽のエラボレーション」を買って読んだ。 第一章「厳粛な非日常性のパフォーマンス」を2回読んだ。 1回目は、専門用語的な話についていけず字面を追ったばかりだ。 2回目になると、彼の論点が見えてきて、それにしたがって読むことができる。 第一章 . . . 本文を読む

詩のことば

2007-10-11 22:10:50 | BOOK
詩が好きになってきた。 岩波文庫のエドガー・アラン・ポーの詩集を読んだ。 英語の詩はやはり英語で読むのがいい。 左に英語、右に和訳。意味は和訳に頼る。 英語で読むと見事な韻とになっている。 そう、詩はリズムが大切なのだ。 英語は韻を踏みやすい。 日本語で韻を踏んでも、英語のようなリズムが生まれない。 でも、日本にもいい詩があるはずだ。 中原中也の「サーカス」という詩を読んだ(立ち読み)。 . . . 本文を読む