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たけだ勝利の駆けある記

武田勝利の活動を紹介します。

東京電力柏崎刈羽原発へ、連続する火災発生、配管ひび割れ、活断層について要請

2009年03月27日 | 駆けある記 原発
 昨日の午後は柏崎市へ。

 山口典久衆議院比例候補、原発問題を考える柏崎刈羽地域連絡センターのみなさん、持田繁義柏崎市議、片山康夫柏崎市議とともに柏崎刈羽原発へ要請に。

 柏崎刈羽原発では、中越沖地震後、原発建屋内での度重なる火災の発生、配管ひび割れ隠し、原発敷地北方での活断層の存在が指摘されています。

 問題は多数指摘され、解決されていない問題が山積していることから、安全性の確認と市民合意なしには7号機の起動試験を行うべきでないと東京電力柏崎刈羽原発へ要請してきました。

 活断層の存在は、県技術委員会で繰り返し議論され指摘されている問題です。
 要請では東京電力は、すでに独自に調査を行い活断層の存在は認められず、国からも承認を得ていると繰り返すだけ。

 立石雅昭新潟大学教授からは、独自のボーリング調査も実施し活断層の存在が指摘されているわけですから、東京電力としてあらたにボーリング調査を実施したらどうかといっても、必要性は認められないというのみ。

 すでに地震後8回も起こっている構内火災についても、あらたな配管ひび割れの発覚についても、おわびの言葉は出てきますが、あらたな対策をとった、最善の努力によって問題は回避されるとのこと。

 ならば、なぜこれだけ火災が連続するのか、原発内の火災は、一歩誤れば重大な放射線事故が起き、県民に多大な被害が生まれる問題です。

 原発は「ハイテク」であっても、動かしているのは人間であり、ミスが起きることが前提になければいけません。安全性の軽視と技術への過信がなかったか検証がもとめられます。

 配管ひび割れ報告漏れについてもそうですが、中越沖地震を期に市民の目線で過去にさかのぼり徹底して問題点を洗い出す姿勢こそ必要です。

 毎回、柏崎刈羽原発へ要請にいくたびに、「原発は安全」という原発安全神話が管理者の中に、前提としてあることを強く感じます。

 原子力安全保安院を原発推進の経済産業省から分離独立し、規制機関としての役割を果たさせることを含め、7号機を起動する前に、東京電力はやることはいくらでもあります。