つわぶきの庭

~明日の元気のために~
 写真と拙詠で綴ります
 (脳トレになればと・・・)
   

 ★MOA美術館・日本庭園・・ ≪茶の庭≫

2014年12月26日 | 短歌

★・唐門・・
~この唐門は、もと神奈川県大磯町の三井家別邸城山荘内に在った門。
片桐門、と共に大磯町の三井家別邸より 移築。・・。~

『今日の一首1』
【審美眼の素養の極みに護られて二つの門は歴史とどめむ】



★・野点傘・・ 唐門をくぐると右手に広がる庭・・


★・光琳屋敷・・
~尾形光琳が自ら書いた図面と、大工の仕様帖、茶室起し図などに
基づき、数寄屋建築研究の権威、堀口捨己博士の監修によって復元されたもの。
昭和60年MOA美術館・開館3周年を記念する事業として「光琳屋敷」の復元。~



★・樵亭(きこり)・・
~「樵亭」の名称は、この茶室の襖絵に伝 本阿弥光悦作「樵夫蒔絵硯箱」
(重文、MOA美術館所蔵)に見られる粗朶を背負い山路を下る樵夫の図様と酷似した図が
 描かれているのにちなんで名付けられた・・。



★立札・・ 
~伊木三猿斉( 忠澄)は、幕末の岡山藩筆頭家老、茶人。第14代伊木家当主。
文武に秀でて、池田慶政、茂政、章政の3代に仕えた。
茶道を速水宗寛、裏千家玄々斎に学び、また虫明焼の興隆を図った。
明治19年(1886)歿、68才。号の三猿斎(さんえんさい)で呼称。幕末維新期の武士。



★・片桐門
~賤ケ嶽七本槍の一人「片桐且元」は、豊臣家の重臣として諸職を歴任、天正18年(1590)
奈良、薬師寺の普請奉行を務めるこの大門は、その折の宿舎の正門で、奉行職の且元は
馬上のまま出入りしたと伝わる・・。~


★・立札

★・ご案内・・


★・茶室「一白庵」・・


★・一白庵内・・
~椅子席に座り掛物を拝観、草花の佇まいに心和らぐ、しばし静かな時が流れて・・
鮮やかな色の お茶がはこばれて・・。



『今日の一首・2』
【一服の茶に侘びの世界を想うかな時経ても尚息づく茶の道】~


~抹茶を飲む慣習は鎌倉時代に中国から伝わったもの、僧侶から公家や武家の上流社会に
広まる。16世紀には千利休が茶道(茶の湯)の基礎を完成させ、
利休の創意によってオリジナルなものが作られ、今日の茶道の基礎となる・・。~
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