つわぶきの庭

~明日の元気のために~
 写真と拙詠で綴ります
 (脳トレになればと・・・)
   

母の残生・・  (2006)

2011年02月09日 | 
・耳遠くなりたる母と語るとき疲れし吾は寡黙を装う
・独り居の昼を費やす編み物に愉しみている母の残生
・没り急ぐ陽を背に受けて宮池のほとりを老母の歩幅に合わす
・母の日は老いの繰り言聞き流し回転寿しに和食を遊ぶ
・倹約が総身に沁みて慎ましくひたすらに生く母九十三歳


~~母 四十歳の時 父は病没 弟生後六ヶ月ひたすら子供らの
成長のみを願って必死に生きてくれました。私の今の平凡な
普通の暮らしがあるのは この気丈な母あればこそ。~(つわぶき)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渾身のちから・・ | トップ | 紅梅・・ (2011) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つわぶきさんへ (優)
2011-02-10 21:03:23
こんばんは

お父様を早くに亡くされてお母様もつわぶきさんもご苦労なさったことと思います。
お母様には本当に感謝ですね。
すばらしいお母様ですね。


優さんへ (つわぶき)
2011-02-10 23:58:10
結婚の条件は夫が「故郷に帰らない」でした。
自身の老年期を 見据えていた母でした。

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事