サマースチューデント★

"Summer students"、タイトルのようにカタカナで書くとエライ安っぽい^^;
あっ、でもちょっとスチュワーデスっぽいか！？
夏の間だけでもスッチーが研究室に来てくれたら、大分華やぐんだけどなぁ…ヾ(- -；)オイッ!!
そもそもスッチーって言い方がおっさん丸出しですが。。。

さてカナダではサマースチューデント制度ってのがあって、
夏休みの間に大学院進学前の学部学生くんが研究の体験が出来る。
早い話、研究者向けインターンシップなわけよ。

それ良いね！！
日本では、大学院進学を決めるのは大学４年になってすぐ。
研究室配属されてはいるけど、ゼミが始まったばかりで研究には一切触れていない時期。
俺は就職活動をする前に一冊本屋で業界研究の本を買って読んでみたところ、
物理以上に興味のある仕事が見当たらなかったので大学院進学を決めた。

一応、一度だけ会社説明会に行ったこともある。


「当日は自由な服装でお越しください」


と書いてあったので、何の迷いも無く真っ赤なパーカーに身を包んで説明会に乗り込む。
行ってみると、周りはみんな真っ黒なリクルートスーツ！？Σ（￣▽￣；）ノノ
おめー言ってることと、やってることが違うじゃねーか！？

真夜中に一軒だけ営業しているナイトクラブのごとくひたすら目立つ、俺
さすがにひるんで帰ろうかとも思ったが、せっかく来たので一応参加。
つーか、服装自由とか書くなよな。んなこと書いたら普通私服で行くだろ！？
おめーら何でスーツ着てんのっっ！！？？Σ（￣□￣；

説明会の途中、壇上のおっさん達と４～５回は目が合った
ある意味、インパクト与えて就活一歩リードじゃねっ！？っとかも思ったが、、、
”俺に社会人は無理だ”っと感じ、そのまま就活はやめてしまいました

っとまあ、話がそれましたが、日本にもサマースチューデント制あっても良いよね。
まあ、遊びたい盛りの日本の大学生が夏休みを潰してでも研究体験がしたいですって言うとも思えんけどね。
あっこれは批判ではないよ。俺も大学生の時にこんな制度があっても参加したかどうかは分らないし

でもカナダには真面目な学生君たちがいるようで、今日は４人がこの夏の研究成果を発表していました



クイーンズ大学の中のローカルなグループ内での気楽な発表。
昼からの発表会で、何とピザがふるまわれる！グッジョブ！！

内容は様々、俺と同じ”二重ベータ崩壊”の実験に参加している奴もいれば、
宇宙に、”目には見えないがこの宇宙に確かに存在している暗黒物質”を探している奴もいる。
我々の様な地下で実験を行う場合、この二つと”謎起き未知の粒子ニュートリノ”を研究しているケースがほとんどだ。
他にも無くは無いが、おそらくこの３種類以外は地下で行う意味が乏しい。

クイーンズ大学はカナダに世界最深・地下２０００ｍのＳＮＯ地下実験施設を有している。
来週行くので、その世界最先端の研究施設を見せられるレベルで紹介しようかなぁ～～っと思っています！！

ひと夏頑張っただけの学生さんの発表だったけど、どれもみんな日本の修士論文レベルの内容でした。
彼らはきっと濃い夏を過ごしたんでしょう^^

ってことで彼らの頑張りに、そして僕のブログ更新に、
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