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A子の花園

花壇や公園で撮った季節の花を咲かせます。

カンツバキ・寒椿

2018-12-04 16:17:57 | 冬の植物
寒椿は山茶花が咲き始めて暫くすると椿に先駆けて咲くようです。一片に咲かないで蕾を残して少しづつ咲くようです。


冬の斜めからの柔らかい陽の光に照らされて薄い花弁が透き通っているように見えます。


カンツバキはツバキよりサザンカに近い種類で、サザンカとツバキ C. japonica との種間交雑園芸品種群で常緑中低木です。


花弁と雄蕊が合着している椿の特徴、花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴、性質を合わせ持ちます。散り方は、花弁がバラバラになる「サザンカ型」です。


冬の代表的な花木であり八重咲きの薄紅花が代表ですが、赤や白、桃色の一重や八重咲きもあります。




関東では寒椿、関西では獅子頭の名で親しまれています。

【基本データ】
科属:ツバキ科ツバキ属
園芸分類:常緑中低木
学名:Camellia hiemalis Nakai
漢字表記:寒椿
花期:11~2月
花色:淡紅の八重咲き、赤・白・桃の一重~八重咲き
花の大きさ:5~7cm
別名:獅子頭

【参考サイト】
日本の四季
カンツバキ・寒椿
四季の花