5年生の学年行事といえば、高二小では恒例の扇作りです。
夏場には、電車の中などで、あえて扇子を使っている方を目にしますが、子どもたちにとっては扇はあまりなじみがないかもしれません。
とはいえ、昔からの日本の文化や伝統は子どもたちに知っておいてもらいたいですよね。
まずはクラス委員のママたちが「扇ってどうやって自分で作るの?」と右も左も分からぬまま、事前の講習へ。
伺ったのは、学校からすぐの順扇堂さんです。
扇子職人で、今回の学年行事で講師を務めてくださる鈴木香代子先生と由香里先生。
扇の制作工程を丁寧に教えてくださいました。
職人さんが一人で扇を作るまでに、毎日練習をして5年かかるそうです。
それを素人が2日でできるように工程を工夫してくださっています。
私たち大人でも、てんやわんや。
「難しい~」と言いながらも、学年行事で作る扇の過程をすべて体験しました。
慣れない作業で難しくはありましたが、楽しかったです。
簡素化された工程でさえ、大人も難しいと感じる扇作りですが、本当に子どもたちにできるのでしょうか……?
【本番1日目編】に続きます。
5年クラス委員