今週は忙しくしています。
12月も半ば、皆さんも同じくバタバタされてますよね。
水曜日のおやこのおへやでも何やら子ども達は落ち着きない様子でした。
あまりお仕事を選ばず体をたくさん動かしたり、ぐずったり。
天気も雨でしたし、低気圧の影響というやつかなー?
異年齢、同年齢の関わりを楽しんで過ごしてくれていたのでそんな様子もお伝えします。
8ヶ月くん。
動き回る自由を手にした彼は今までとは違います。目に写るもの全てに興味深く、恐れず、近寄ったり手を伸ばしたり。
大きな目でしっかりと色々なものを見ていました。
何してるのー?
何持ってるのー?
君はだれ?(鏡の自分に。)
あっち行こうかなー。
さあ、大きな世界に踏み出しますよ!
10ヶ月ちゃん。初参加。
ずっとお座りして気に入ったものをブンブン振ったり、舐めたり。足も元気よく振って全身で感情を表します。
うつ伏せにしてあげると、ジワーッと前進(笑)かわいくてかわいくて、皆のアイドルでした。立たせてあげるとつかまり立ちできます。
球体の物が好き。
1歳11ヶ月くん。
おませな女の子にもひるまず、マイペースにお仕事。
ビー玉の魅力にとりつかれたように、転がしたり、容器に入れて音を立てて振ったり、机に1つずつ置いたりしていました。
その後、椅子を持ち運び…
部屋中を押して歩く!それは別の子にも伝染して汽車になってしばらく押していました。
次は何か重たい物を用意してあげたいなと思います。
か
と思えば、静かにお仕事したり。
2歳半。
赤ちゃん達がいると嬉しくてはしゃいで、お世話に忙しく動き回ります。
合間でボタンに取り組んでいましたが、これまでよりも手がスムーズに動いていました。ボタンの手順をきちんと踏んでやろうとしていました。私のやり方を、自分が見た通りにやりたいようでした。
2歳2ヶ月ちゃん。
いつもは出ている全てのお仕事を一通りやっていました。
今回は自分で選んだお仕事を数種類だけしかやりませんでした。
私は内心ビックリしてお母さんに尋ねました。「前回貸し出しているモンテッソーリ教育の本を一冊持って帰られましたよね。あれを読まれたのですか?」と。
お母さんの言葉かけが劇的に減っていたことが驚いたんです。
おやこのおへやに来られるお母さん達、皆さんお子さんを心から愛してらっしゃるのがよく分かります。
第一子であればあるほど、声かけが非常に多いお母さんが多くいらっしゃいます。
私は第一子、口出しし過ぎて後悔していますが、今でもなかなか直りません。
余計なお世話をやいてしまうのです。
今回は
赤ちゃんの隣でのり貼りをしたあと、子ども同士協力したり、ケンカしたりしながら動き回っていました。
お母さんのお子さんを思えばこそのお気持ちが素晴らしいなぁとジーンとして見させていただきました。
子ども同士のケンカについて話題になりました。2歳のお子さん同士です。
モンテッソーリ教育は平和教育でもあります。
ケンカした時はすぐに大人が止めたり、割って入ったりせず静観してみます。
まだ月齢は低いですがこのときは物の取り合いでした。
大人しい子がグッとがまんしているのを見るとつい「「貸して」って言うてごらん。」
「一緒に使おう!」って。
そして、物を抱え込んでかたくなに離さない子に、「どうぞできるかな?」
「一緒にやろう!」
と周りの大人がたくさん方法を提示します。
当の二人は自分でアクションを起こす暇も、考える時間も与えられず沈黙しています。
小さな二人は何を学んだのでしょう。
何を学ぶ時間があったのかな?
実は取った方は私の娘でした。
私は娘が自分で考えて出した結論に口出ししようとずっと声かけを耐えていました。(ちょっと辛かった。)
最後には自分から貸してあげられましたが、果たして誰も何も言わなかったらどうなっていたのかは分かりません。何となく想像はつきますが、全然違った結果かもしれません。
でも、考える時間を与えてからの介入でもいいんじゃないかなと思っています。
何でも子どもには時間が必要かなと。
それを待ってやるのも大人には必要かなと。
モンテッソーリ教育では、もう少し大きいお子さんには平和のテーブルというやり方もあります。
ケンカした子ども同士話し合いの席に着きます。言いたいことがある方が誘うのです。
言いたいことがある時はテーブルの真ん中の一輪の花を持ちます。
言った後、花を交代して、相手の言い分を聞きます。
言葉で話し合いすることで解決を導き、二人で納得する方法です。
皆さんはケンカの対処どうされていますか?
さて、03
おやこのおへやは本日が今年最後の開催です。
よろしくお願いします。