徳島でモンテッソーリ。

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ほんのちょっとの工夫

2013-09-30 01:02:57 | 03 おやこのおへや(旧サークル)
だいぶ肌寒くなって、秋をあちこちに感じています。
一年で一番好きな時期にさしかかっています。

娘のはく靴もサンダル形からそろそろスニーカーへ。
でも、去年の靴ではもう小さくなっていて。
結局、新しいのは買わず、取っておいた息子の15センチの白いスニーカーをお下がり。


先日洗って汚れも落としていました。

一度履かせてみた時に気づいたのですが、

かかとにループがないんです。

最後にグッと指をかけて引っ張らないとまだ娘には履けません。
だからループは必要。

そこで、リボンでループを付けました\(^_^)/

これで、オッケー。

さらに、最近ボタンに少し興味がある様子。

でも、服で練習するにはまだ難しい。

そこで、ボタンの練習用、作りました。まだ途中のままにしていたので、今日完成させました。
3歳以降になると着衣枠という教具があり、ボタンはもちろん、スナップや蝶結び、ジッパー、など練習することができるんですが、低年齢の子にはこれでも十分練習になります。

ほんのちょっとの工夫、「03こどものおへや」でも大切にしたいキーワードです(^.^)
スタートまでもうすぐです。
詳細お待ち下さい。

伝える。キラキラセミナー。

2013-09-26 22:44:15 | 日記
25日はキラキラセミナーに参加してきました。
藍住町で起業やビジネスに興味のある女性限定の勉強会です。

この日の勉強は写真の撮り方。
各自、撮りたい物を用意します。

私は「のり貼り」のセットを持って行きました。
そして、できれば「のり貼り」をしている娘の手を撮りたいと思っていました。

先生の言葉、
「何を撮りたいのか。どんなことを伝えたいのか。」
これを噛みしめながらカメラに向かいます。

が!!

一眼レフ!
付け焼き刃の知識では宝の持ち腐れ(+_+)

絞りを使うのに苦戦。

結局、自然光が少ない会場の一番奥の部屋で娘が「のり貼り」に集中してしまい、やむなく一眼レフを諦めました。

水のりを紅筆で塗って台紙に貼る。手をたくさん使うお仕事です。

ん?手元が写ってない。

先生に「動かなきゃ!!」と教えていただくまでカメラを持って自分がどんどん動くということすら気付きませんでした。

活動の見本を示す時は私は必ず子どもの右側にいます。私の利き手が子どもに見えやすいように。

そして、子どもが集中し始めるとそっと姿を消します。

「03おやこのおへや」でも子どもさんの活動を記録していくつもりですが、パシャパシャと周りでシャッターをきるのも邪魔になるだろうし、一眼レフでしっかり望遠、絞りを練習したいと思います!!

今日はお友達のお家でチクチク内職したものを撮ってみました。

二階リビングだったので、自然光で。

勉強したこと生きているかな!?

セミナーは今回で終了してしまいました。
今回のセミナー講師として教えて下さったsunnydaylaboの中尾先生、セミナーの中心としていつもご尽力下さり、今回の会場としてお店を貸して下さったシャルドネ徳島の山田さん、セミナー主催の商工会議所の高木さん、そしてご一緒させていただいた皆さん、私のような素人を仲間に入れて下さりありがとうございました。

この藍住町で生きて行くと決めた時、知り合いもいなくて不安だったけど、とてもステキな人達のいる町です。
藍住町でおもしろいことやってる。
藍住町にすごい人たちがいる。
藍住町楽しい!
と、今は思います。

私も藍住町の一員なんだー!頑張るぞー!

日常生活の練習

2013-09-21 11:01:44 | モンテッソーリ教育
三連休はキャンプに行って来ました\(^_^)/
ゆっくり二泊。

子どもたちはお友達を作ったり、海岸の砂を触ったり、水を触ったりと思い思いに楽しんでいました。

キャンプでは汚したり、片付けたりということを屋内ほどは気にせずにいろいろなことを楽しめ(てい)る気がします。
白玉団子を作ったのですが、粉をこぼそうが、服を真っ白にしようが好きなようにクッキングさせてあげられました。

家庭で子どもと家事をすること。

モンテッソーリ教育でいう「日常生活の練習」という分野です。

とにかく、生活全てがこの分野です。

何でもかんでもやりたがり、時間も手間もかかるし、結局できなくて癇癪!

それでも!
繰り返し繰り返し、やりたい!と主張するからには訳があるのでしたよね。
(2つ前の記事参照。)

娘もいろいろな家事に誘ってみます。
(もちろん、道具や手順の確認など準備がいります。この準備が癇癪を起こさせないポイントですね。)

先日は靴洗いに誘ってみました。
バケツ2つ、ブラシ、石鹸、雑巾。ちょうどいい高さもポイント。真剣!ちょっと飽きたりも。洗えたら水気を拭いて。触ると熱いところ(=日向)に置くように伝えるとその通りに。楽しくてお兄ちゃんのも洗ったほど。

子どもと家事をする時間が持てて幸せです。
「03 おやこのおへや」でもたくさんやりたいな、と思っています!


数学的傾向

2013-09-20 01:07:12 | 
娘2歳3ヶ月。

実は2歳になる少し前から
「数学的傾向」が見え始めました。
数字を見ると、「ゼロハチゼロハチ…」とゴニョゴニョ。どんな数字でもとにかく見ると、ゴニョゴニョ。

それはお兄ちゃんが学校の宿題で毎日足し算引き算カードを読み上げるようになって更に加速。

「イチハチナナロク…」と最近ではモノを数えるような素振りも見せています。

これは!
天才!?


ではありません。(うん、当たり前です。)

モンテッソーリは
「幼児には数学的傾向がある」といいました。
そして、人間には「生まれながらに数学的精神がある」そうです。

モンテッソーリ教育の数教育の分野についてはまた別の機会にしますが、とにかく子どもって早くから数に興味を持ちます。数字を読んだり、数を数えたり。

子どもは何とも不思議な存在です。
自分もそうだったんですよね。
自分の子どもの頃を見てみたい。
母にしっかり聞いてみよう!

娘は今日、突然自分のオムツを畳み始めました!

毎日の家事をよーく見ていたのですね。
0~3歳の子どもたちは写真に撮るように周囲の全てを吸収します。

そして、自分の発達のタイミングでチャレンジし始めます。

今日も感動しながら、娘が全て畳み、また畳み直し、また畳み…、そして何度目かに自分でやめるまで見させてもらいました。

二歳は「魔」の時期ではありません。
新しい世界を見せてくれます。

自然からの宿題

2013-09-19 00:26:58 | モンテッソーリ教育
夕方、ご近所さん親子にお会いしました。
息子さんは11ヶ月。
まだ歩行はしていません。
お母さんはずっと抱っこの大変な時期ですね。しかし、じっと抱かれてもいてくれません。
「下へ降りたい!」
その気持ちが伝わってきます。

立ち話の途中、息子さんを地面へと降ろしてあげたお母さん。

もちろん何でもお口へいれます。
もちろんそこはアスファルトです。
もちろん土も砂もあります。

これができるお母さん、素晴らしいなぁって思います。

息子さんは生き生きとアスファルトの凸凹に指を入れてその感覚を全身全霊をかけて感じていました。

周囲には目もくれず、ただ、凹の部分に人差し指を入れている姿は私には微笑ましく、可愛らしく、尊厳を感じました。

お話によると、あらゆる穴に指を入れるのだとか(笑)鼻や口など(^.^)

フフフ、かわいい(*^^*)

モンテッソーリ教育では「自然のプログラム」とか「自然からの宿題」とか「生命の課題」とかいわれますが、相良敦子さんは著者『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』のなかで、このようにいっています。

「幼児期固有の特別の生命力があります。そしてこの時期独特のエネルギーの発揮の仕方があり、そのエネルギーを百パーセント出しきって獲得しなければならないこともあるわけです。
子どもが自然から与えられたその独特の生命力と、その生命力を使って成し遂げねばならないこと、すなわち『自然から課せられている宿題』を大人はしらなくてはなりません。」

そしてこの宿題を「敏感期」という特別な生命力によって成し遂げていきます。敏感期は自然が定めたプログラムに従ってさまざまの形で順を追って表れ、自然から与えられたその時期その時期の課題を成し遂げさせる原動力となります。(同上著書より)


つまり、この息子さんは自然からの宿題により、穴に指を入れるという敏感期に差し掛かっているんですね。
恐らく、しばらくすると形を変えて別の宿題に取り組む彼の姿が見られるようになってくると思います。
穴に何かを落とす。
穴に何かを通す。
穴から何かを出す。
……

そしてこれは、世界中どの人種、宗教、言語圏の赤ちゃんでも同じように現れる自然からの宿題なのです。

娘ももちろんありました(*^^*)

「指を入れられては困る穴」を与えず、何か「困らない穴」を与えてあげればいいのです。
思う存分やらせてあげましょう!
親子ともにハッピーです!!

(ほぅら、ここにも敏感期に差し掛かっている子どもががいますよ。分かりにくいですが、娘は今日クレヨンとお弁当ピックをペアリングしていました。私は静かな感動で心が震えながらそっと写真を。知性の表れです。今の彼女はまた秩序にも敏感です。車のハンドルを片手で持っていると必ず「ママ!こっちの手持ちなさい!」と怒られます(+_+)この敏感期はいつも同じであることが大切なのです。少し大変な敏感期です。)