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「高桑氏族」 覚書(72)

2013-04-18 11:25:23 | 歴史

戦国時代(15)

朝倉氏と浅井氏(4)

浅井長政と織田信長とが、同盟(覚書71)を結ぶに当たって、浅井氏家臣の一部は、これ反対していた。理由は、朝倉義景と織田信長との不仲であった。浅井氏と朝倉氏とは、強い絆で結ばれた同盟関係にあったので、若し朝倉・織田間で争いが起これば、浅井氏に致命的な影響が及ぶのが免れないからである。

家臣達のこの危惧は、不幸にして的中して、現実のものとなり、延(ひ)いては、名門の守護・戦国大名の朝倉・浅井両氏の滅亡、戦国の美女・お市の数奇な生涯の始まりとなった。

浅井長政も信長との同盟に際しては、家臣心配を同じうして、信長に「朝倉への不戦」を誓約させていた。しかし信長がこの誓を破って、徳川家康と共に、越前国・朝倉方の城を攻め始めたことによって、織田信長・徳川家康連合軍と朝倉義景・浅井長政連合軍との大戦が開始されてしまった。

画像は、「浅井長政」

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