Q.妊娠や出産に支障はありますか。
A.緩解期であれば特に問題はありません。しかし、病状が悪化したときの妊娠は流産などの原因にもなるので、緩解期の妊娠および出産となるように、主治医と相談しましょう。また、妊娠初期や出産直後に病状が悪化することもあり、注意が必要です。
妊娠中の治療については、海外では、非常妊娠時と同じでよいとされます。妊娠によって治療を中断し、悪化した場合のリスクのほうが大きいと考えられているからです。日本では、一定の薬は妊娠中でも比較的問題はないとされます。具体的には、5アミノサリチル酸系の薬(ペンタサやサラゾピリン)および中等量までのステロイド(プレドニンなど)は比較的安全な薬といわれています。免疫抑制剤については、基本的には避けたほうがよいと考える医師が多いようです。
出産後や授乳中の投薬も妊娠中と同じですが、5アミノサリチル酸系の薬を大量に使うと、新生児の黄疸を悪化させてしまうことがあるので、主治医と相談しましょう。自己判断でむやみに中断してはいけません。かえって大きな再燃の原因になることもあるからです。
また先ほども述べましたが、サラゾピリンを服用する男性の場合、精子の抑制や減少が起こることがありますが、ペンタサに変更することで回復するといわれています。
A.緩解期であれば特に問題はありません。しかし、病状が悪化したときの妊娠は流産などの原因にもなるので、緩解期の妊娠および出産となるように、主治医と相談しましょう。また、妊娠初期や出産直後に病状が悪化することもあり、注意が必要です。
妊娠中の治療については、海外では、非常妊娠時と同じでよいとされます。妊娠によって治療を中断し、悪化した場合のリスクのほうが大きいと考えられているからです。日本では、一定の薬は妊娠中でも比較的問題はないとされます。具体的には、5アミノサリチル酸系の薬(ペンタサやサラゾピリン)および中等量までのステロイド(プレドニンなど)は比較的安全な薬といわれています。免疫抑制剤については、基本的には避けたほうがよいと考える医師が多いようです。
出産後や授乳中の投薬も妊娠中と同じですが、5アミノサリチル酸系の薬を大量に使うと、新生児の黄疸を悪化させてしまうことがあるので、主治医と相談しましょう。自己判断でむやみに中断してはいけません。かえって大きな再燃の原因になることもあるからです。
また先ほども述べましたが、サラゾピリンを服用する男性の場合、精子の抑制や減少が起こることがありますが、ペンタサに変更することで回復するといわれています。