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余白が広すぎる

数学の話とかをちまちまと

勉強=落第

2012-07-09 | ネタメス

なんと驚くべきことに、勉強することとと落第することが等しいと数学を使って証明されたしいです(棒読)

始まりました!「数学使ったネタに数学的メスを入れる」のコーナー!略して、「ネタメス」!!!!

 

さて、今回のメスの入れ方は「この"="の使い方はおかしい」とかいうつまらない方法は使いません。

勉強しない=落第 と 勉強=落第しない は成り立っていると仮定します。

その上で、この計算にメスを入れていきます。

 

【パターン1】

(この一文は飛ばして構いません。今、この演算では加法"+"と乗法、除法を使っています。なので、この「勉強、落第、しない、1」を含む集合は体を成していると考えられます。)

【落第】と【落第しない】は、真逆のことと考えられるので、この【しない】は-1に等しいと考えるのが妥当です。

よって、【しない+1】は0(和の単位元)に等しいと考えられます。

すると、4行目から5行目までは、この【しない+1】で割っているので、0で割るという数学で一番やってはいけないことをやっています。

よって、この計算は間違っているので、【勉強=落第】になるとは限りません。

5w

 

【パターン2】

【勉強】や【落第】は、【勉強すること】、【落第すること】なので、1つの集合と考えられます。

すると、【しない】は否定と考えられるので、補集合と考えます。

集合の足し算は、和集合という形で考えられます。

全体集合を、集合に対して、補集合をとすると、どんな集合に対してもが成り立ちます。

すると、3行目の 勉強しない+勉強=落第+落第しない は両辺ともにと等しくなります。

なので4行目までの計算では、本質的には【全体=全体】という当たり前のことしか言ってません。

そこから5行目の【勉強=落第】という結論を導くことは出来ません。

5w

 

 

はい終了!

完全な自己満足ですが、この計算は数学的に間違っているということがわかりました。

これで平穏な日常が保たれましためでたしめでたし。

 

 

しかしここで新たな問題が!!

な、なんと、「1=2」であることが証明されてしまいました(棒読)

し、しかも証明法がアンサイクロペディアに沢山載っているではないですか!

ということで、いくつか抜粋して戦ってみようと思います。

 

【証明1】

1.445を小数第3位で四捨五入すると 1.45
これを小数第2位で四捨五入すると 1.5
これを小数第1位で四捨五入すると 2 ……A
一方、1.445を小数第1位で四捨五入すると 1 ……B
A、Bより 1.445 = 1 = 2


【証明2】

3 ÷ 2 = 1 あまり 1
5 ÷ 4 = 1 あまり 1

2つとも答えが同じなので

5 ÷ 4 = 3 ÷ 2

両辺に4を掛けて

5 ÷ 4 × 4 = 3 ÷ 2 × 4

整理すると

5 = 6

両辺から4を引くと

5 - 4 = 6 - 4
1 = 2


【証明3】

  b = a

とする。この両辺に a を足すと

  a + b = 2a

両辺から 2b を引くと

  a - b = 2a - 2b
  (a - b) = 2(a - b)

両辺を (a - b) で割ると

  1 = 2


【証明4】

  1 - 3 = 4 - 6

両辺に 9/4 を加えると

  1 - 3 + 9/4 = 4 - 6 + 9/4

式を変形すると

  1^2-6/2+(3/2)^2=2^2-12/2+(3/2)^2
  (1 - 3/2)^2 = (2 - 3/2)^2

2乗をとって

  1 - 3/2 = 2 - 3/2

両辺に3/2 を加えると

  1 = 2


 

この強敵たちと、戦いたいと思います!!

次回、「1=2:初級編」

おたのしみにー


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