老人の寝言

頭の体操

趣味道楽

2010-10-02 10:06:41 | 日記・エッセイ・コラム

朝夕涼しくなってきました 体調管理が叫ばれています 若い時には気に掛けていなかったことですが 最近になりひしひしと感じます 老化とはこう言うことかと 誰しも老化は避けられませんが そこには可也の個人差が生じます 若年・壮年を過ぎそれを心掛けて鍛えてある人とそうでない人とでは物凄い開きが生じます ものの考え方もそうだと思います 絶えず時流を眺めて暮らす人と無関心な人とでは これまた随分と違ってきます 徒に無為の人生を過してしまうのも何か勿体無いことです そうわ言っても 自分に興味の湧かないことは真剣になれず やはりその人となりが決めていくものでしょう 何が良くて何が悪いというものでなく 何か一つでも打ち込める物があることが生活の張りになるのではないか 昔若い頃弟の結婚式にある来賓が挨拶で『何か趣味を持ちなさい』という話をしたのを覚えています 振り返ってみて自分の趣味の移り変わりを描いてみました 私はどうもOut doorが好きだったようです もうこの年ですから出来ませんが 少々危険を伴ったような遊びを好んだ性癖があります 今思い出し も一度チャンスがあればと思うのが乗馬です どんなSportでも使う道具には意志はありません 乗馬はそこが違う所です オリンピックに出るような名選手でも障害競技で落馬する事があります 馬が自分の意志でその障害を飛びたくなく 直前で急ブレーキで止るから騎手は落ちてしまいます これなどいい例ですが選手は飛ぼうと決めても馬本人?が飛びたくない時 こんなことは始終起こります 乗り手が馬を鼓舞しその気にさせないとこの競技は負けです 自分の使う道具?に意志があることの証左です 馬と上手にコンタクトがとれ騎手の思うままに動いた時は手の内に入ったと申しますが これが醍醐味と申せましょう 『鞍上に人なく鞍下に馬なし』と人馬一体になったときの様を言っているのですが私の不勉強の所為か中々この境地には達せられませんでした まぁ 仕事もここまで到達出来れば名人でしょうが とても足元にも及ばないのが我々でしょう 凡人と名人の違いが出てきます。  


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