老人の寝言

頭の体操

Motor Show

2009-11-04 10:26:34 | 日記・エッセイ・コラム

もう何年にもなりましょうか久し振りにモーターショーを見に行って参りました。 出展数が少ないと聞いて行きましたが本当に少なかった、特に外車は激減 日本もお得意さんではなくなったかとちょっと寂しく感じました。 新興国の物凄い購買力には敵わない 日本も敗戦後のあの時期そのような経過を辿り今日になって来ている 同じようなものだ、アメリカの景気回復が予想より遅れ日本からの輸出が中々元に戻らず 特に儲けの多い大型車・高級車が芳しくなくトヨタも少しづつ営業成績の上方修正をしていますが 他のメーカーも推して知るべしです、スズキ自動車が印度で一人気を吐いているのみです、国内販売もハイブリットカーが主力で伸びているというものの政策的な補助で伸びているいるだけ 本来の景気回復ではない、そんな事を考え見に行ってこようと思ったのです。 昔 晴海の会場で子供の手を引いて見に行ったことを思い出しつつ幕張まで電車に揺られ行きました、さて会場へ着いて矢張り往時の元気さを感じませんでした 何となく肌で感じるというやつで上昇気流に乗って伸びていく時とは違います、なにかムーンと来る活気がありません 出展台数の減少が大いに響いているのでしょう、案内に攣られて会場に入りました 今日の目的は特に電気自動車・電気バイクです、もう普通のガソリン車は来るところまできています、社会環境からいっても石化燃料以外考えられません、特に見たかったのはバッテリーの進化です 今世界中でこれの研究に取組んでいます、ハイブリットカーは日本の独壇場ですが電気自動車は横一線です、日産は来年アメリカで発売をするとゴーンさんが発表しました、日本ではトヨタ・ホンダがハイブリットで頑張っています 国内では余地がありません 電気自動車に勝負を賭けたのではないかとかと思っています それも米国で。 三菱とスバルが軽で既に発売しています、三菱の軽も言う所は一杯あります 先ず目方がベラボーに重いのです あの大きさで1ton余とは驚きです これでは落第です、また値段も400万円以上でしょう これでは買いたくても買えません、政策的に220万円ぐらいになっていますが これとても普通の軽より100万は高い、政策的なものは本来の姿ではありません これに何時までも負んぶに抱っこはいけません、それこそ何方かの真似ではありませんが税金の無駄使いそのものです。今のLiter carか1300cc位までがあの車の値段ではないでしょうか、これがクリヤー出来ないと国民車にはなれません、機構的にはシンプルの筈ですからバッテリーさえ軽量化・性能upが計られCostが下がればガソリン車に取って代われます また大問題になっている世界的環境対策に寄与します。 それにはバッテリー開発が早く出来た所がTopを走る事になるでしょう。 世界中でこれの開発競争が鎬を削っています、私の素人判断ですがほぼ間違いはないと思います。 日本もハイブリットカーでは独走をしていますがAll Electricity Carは何処か予断は許せません、自動車メーカーを始めベンチャー企業も名乗りを上げています、小数ですが車も造っています、自動車メーカーと電池メーカー・電気メーカーを含め熾烈な戦いです、これに打ち勝ってこそ残れるのです、日夜研鑽に励んだ物が来年にも市場に現れるのではないでしょうか。 いまの趨勢を見ていますと私は電気自動車に行き着くのではないかと思います。 この開発には各メーカー・各国が競争に参加をしています、マニアは固唾を呑んで見守っています、日本の技術力に多いに期待している一人です。


コメントを投稿