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和田寺だより 

住職のよもやま話し

瓦の書写

2009年04月03日 | 和田寺だより

P4030041 今日は朝から屋根瓦(金属成型瓦)の奉納の書写をしました。(住職、私、妻の妹の旦那さんにも手伝ってもらいました。)霊園使用者さん、檀家さんの奉納、申込数は1000枚を越えました。本当にありがとうございます。「家内安全」等の祈願の方や「〇〇家先祖代々」等の回向といろいろです。工事日程に遅れないよう、気持ちも疎かにならぬようせっせと書き込んで参ります。まだまだかかりそうです。

今田小・中学校では離任式があって昼前と夕方にそれぞれ異動される先生方がご挨拶にみえられました。字の方は「移動」ではなく「異動」が正しいのですね。毎年、この頃、さみしさを感じます。せっかく親しくさせていただいているのになあと。中学校長先生も春日中校長として異動されます。本当にいろいろとお世話になりました。先生方また是非遊びにお越し下さい。                                      合掌


新任あいさつ

2009年04月01日 | 和田寺だより

4月になりました。今日はお参りもなく一日事務仕事。午後からは雨も上がりました。妻と子どもたちで私の実家に遊びに。(両親に顔を見せに)雑務片付かず私抜きで。神戸北区なので案外近いですがね。 また帰りますよ~。

先ほど、今田小学校、幼稚園の新任の先生が挨拶に校長先生とみえられました。香港日本人学校から今田小へ再赴任のA先生のお顔もみえました。長女が数年前お世話になりました。お久しぶりです。住職の教え子の先生もおられました。みなさんおいでとわかっていればもう少し小奇麗な格好にしていたのに・・・普段着でないのも変ですが  児童委員等地域の関わりやら何かとお世話なります。

P3310039 写真は昨日、鉄板がはがされた寺仏堂の大屋根の様子。屋根てっぺん辺りに丸型金属でお寺の名前をいれるのに大きさや種類、字数等をお寺の役員さんに相談してました。           合掌


デイ・キャンプ

2009年03月29日 | 和田寺だより

昨日は朝から長男と多紀叡山講青年部(地元天台青年僧)主催のバス旅行が有り、滋賀湖東に行ってきました。小生もスタッフですが。

名神京都南IC付近、1000円乗り放題の渋滞の影響も心配してましたが意外にも流れてました。みなさん様子見されてたのでしょうか

28d0bdfdd18ecf70 ともあれ滋賀に着き最初の参拝寺院は湖東三山の真ん中のお寺金剛輪寺(天台宗)でした。血染めのモミジで有名ですね。http://kongourinji.jp/3月末というのに寒かったです。さすがは国宝のお寺。何か山内にオーラが漂っていました。 そして、老若男女100名の参加のみなさんと一緒に「観音経」を有り難くお唱えしました。金剛輪寺副住職さんから法話もいただきました。少し寒かったのですが心が洗われた気がします。昼食を金剛輪寺でよばれた後、

Kyo01 午後からは西国札所観音正寺の麓のお寺、教林坊(天台宗)に参りました。http://www.d1.dion.ne.jp/~marche/kyourinbou/こちらのお寺、数年前まで荒れ寺だったのですが小生よりも若い住職さんは多額の借金もされながら一大発心!!もちろん周囲の人たちのいろんな協力もあったのでしょうね。短期間の間にお寺の復興を成し遂げられました。随筆家の白洲正子さんは「かくれ里 石の寺」と称されエッセーに紹介されています。境内雰囲気のすばらしさもさることながら定期的に香道教室も開かれるなどいろんな方が参れるように運営されておられます。またご住職は「人に教えてあげたい仏教語」の著者でもあることからそれらの語源につき当日は解説いただきました。いろんな意味で勉強になりました。和田寺もみなさんがもっと気楽に集えるようなお寺にしたいと思います。近い将来、境内(山内)にはさらに色々の花木が季節ごとに咲き乱れるよう整備したく思います。

紹介の二ヶ寺、春の行楽を兼ね一度お参りされてはいかがでしょうか。

さて、このデイキャンプという行事ですが今年で18回目を向かえました。趣旨はこどもから大人まで学び・体験しながら仏教に触れていただこうというものです。体験としてはお経や座禅をし、学びとしては今回であれば「くらしのなかの仏教語」テーマに肩のこらない実践学習を致しました。「仏教語」:お釈迦さんの教えの言葉、お経出典の日常用語って実は沢山あるんですね。たとえば「大袈裟」とか「摩訶不思議」とか「ガランとしている」とか「阿吽の呼吸」とか。数えたらキリがありません。みなさんもまた書籍やネットなどで是非お調べ下さい。結構、面白いですし勉強になります。このデイキャンプは毎年、3月最後の土曜日に実施しておりますので檀信徒を問わず是非、ご参加いただければ幸いです。 合掌


キジ発見!!??

2009年03月27日 | 和田寺だより

今日はお参りと事務仕事の一日でしたが、午後妻と長男、次男が山内を散策中、楽寿観音さんの少し上辺りの参道を尾っぽの長い生物が森の中を消えていったそうです。話しをきけば恐らくキジだと思われます。尾っぽが長く色鮮やかな体毛だったそうです。寺育ちの妻も初めてのことで驚いていました。(神戸育ちの小生も自然のキジは見たことがありません)山鳥はたくさんいるのですがキジとは驚きです。

82b2ae1743918158 カメラを持っていなかったことが悔やまれます。でも童話桃太郎に出てくるくらいの鳥なので一昔前はどこにでも居てた自然鳥だったのでしょうね。写真はネットから転載しました。がしかし妻曰くちょっと違うかも??とのことです。ひょっとして謎の生物!??

明日は地元天台青年僧主催のバス旅行に滋賀湖東方面に出かけてきます。天気は大丈夫かな??


寺仏堂について

2009年03月25日 | 和田寺だより

お彼岸も終ったというのに結構寒いですね。寺仏堂屋根工事は着々と進んでいます。

P3240012_2 この寺仏堂について少し紹介しますと1821年(文政4年)建立されて190年近く経っている建物でその昔は妙行院(みょうこういん)と呼ばれていました。当山の山内には最盛期には数十の堂宇が建ち並んでいたようですが本堂以外に現存する唯一の堂宇です。和田寺山内の筆頭住職の塔頭(たっちゅう)寺院であったようです。

P3250015 今回は昭和40年にかや葺きを鉄板で覆ってから43年ぶりの大工事です。鉄板をはがすと剥離した古いかやが大量に出てきてその処理も結構大変そうです。屋根裏からはボルト、筋交い等で調整しながらの作業ですので大掛かりの工事です。P3240010_2 屋根てっぺんの瓦も外されました。檀家様の寄付金の一括・分割の初回〆切は5月10日、金属成型瓦奉納の申込み書〆切は4月10日、納金〆切は5月10日となっております。何卒よろしくお願い致します。合掌


お久しぶりです。

2009年03月19日 | 和田寺だより

昨年、秋に記帳して以来、越年の当和田寺だより・・・またしても永~いお休みをさせていただいておりました。(汗)季節は春、頃は彼岸となりました。 明日からは霊園の参拝者で当山も賑わいをみせます。例年通り事務所にて墓読経の受付けを行います。また、ガラクタ市も試みに行います。日用品、新品、中古品など激安品ばかりですので是非のぞいてみて下さい。

P3130064_6 さて、檀信徒、霊園契約者さまにはすでにご案内しておりますが寺仏堂屋根の改修工事を行なうことになりました。お陰さまで6社の入札により施工業者は三田の森建材株式会社(モリケン)〔三田市志手原〕様に決定させていただきました。昨日より本格的に工事が着工されました。

P3180121_3 経済情勢等最悪の時期に関わらずたくさんの方々(檀信徒、霊園契約者様)から寄付金、金属成型瓦の奉納賜わり誠にありがとうございます。彼岸期間中も瓦奉納祈願の受付をさせて頂きますので何卒よろししくお願い致します。写真は安全祈願祭(3/13)と昨日、足場が設置された様子です。 合掌                                   


キノコ狩り

2008年10月19日 | 和田寺だより

お久しぶりです。すっかり季節は秋になりました。

10月18日・19日は町内は丹波焼陶器まつり一色になります。陶器まつりのURLはhttp://tanbayaki.com http://blog.livedoor.jp/tanbayaki_31th/もっと早く告知しないといけませんね。前日から3日間はなるべく予定を入れないことにしています。車での移動もままなりませんので。

Pa180155_13 というわけで昨日は事務仕事も放り投げ住職と一緒に山内の境界確認ということで山歩きをしてきました。山内某所です。そのついでに少しだけ(!?)キノコ狩りをしてきました。ノノビキ、アカタケ、シバハリ、沢山採れました。住職に場所や種類を教えてもらいながらでした。ワライダケ等の毒キノコは注意を要します。参拝者、ハイカーの方へ境内地の山内に入られる時には必ずお寺に一声お掛け下さい。(防犯上の問題や場合によっては不法侵入になりますので。)キノコの掃除が大変ですが夕飯は焼いたり、油で炒めたり(パスタに合います)酢の物にしたりとくにシバハリは味噌汁に入れるとナメコのようなぬめりと歯ごたえもあり絶品です。秋の味覚を満喫しました。 Pa180152_2                                     

写真は山歩き途中、陶芸美術館、陶の郷が望める場所から。


御手洗竣工

2008年08月12日 | 和田寺だより

暑い毎日が続きます。8月に入りお参りと草刈で小生も少しバテ気味です。

P8130060_2P8020046 さて、7月から工事中だった本堂周辺、手洗屋根工事、御手洗(便所)の新設工事が8月5日に無事完了致しました。設計・管理の(株)大西商店様、請負業者の(株)ドウシン様には炎天下の中、大変お世話になり有難うございました。15日の施餓鬼には参詣の皆さんに気持ちよくご利用いただくことが出来ることと思います。 合掌


楽寿観音巡拝~夏~

2008年07月09日 | 和田寺だより

本当に蒸し暑い毎日が続く7月になりました。しかし今日は昨夜の雨で少ししのぎ易い一日でした。本日、和田寺のお檀家さん50名と共に朝から但馬方面に楽寿観音霊場巡拝に参ってきました。信仰、健康、観光の三幸めぐりをテーマに近畿一円、有志三十三カ寺からなる霊場会です。霊場会ホームページも是非お立ちより下さい。今年20周年の催しを予定しております。http://www.rakujyu.on.arena.ne.jp/ もちろん当山も第16番札所として加入しております。P70900562   お参りする先々でご住職からの法話を伺いながらお茶、お菓子のお接待を頂くのもこの巡拝の楽しみとなっています。今日は八鹿の第5番日光院・村岡町の第6番法雲寺・美方町の第7番光明寺・大屋町の第8番蓮華寺さんに参らせていただきました。 それぞれお寺さんのお話しをすべて紹介したいところですが盛りだくさんの内容なので書ききれませんが共通していることは観音さまの信仰を通しご利益をいただきながら日々前向きに過ごさせていただくことがこの巡拝の意義だと思います。「お茶」ということを例に第8番蓮華寺ご住職がお話しされたことを紹介します。「茶」が中国から伝わった頃、やはり高級品であり、漢方薬であったようです。その字を分解すると草かんむりはニ十、そしてその下部分は八十八と読むことが出来ます。ニ十に八十八を加えると百八となってこれは煩悩の数を表しておりこれを解毒する、または飲み干し清めるとの意味が含まれているそうです。因みに茶寿の御祝いは百八歳というのもこの説からきているようです。お茶を頂く心構えを人生になぞらえてのお話しですが「なんだこんなまずいお茶と思いながら飲み干せばまずいお茶が身体の中に入ってくる。ああなんて美味しいお茶なんだろうと感謝しながらいただければ美味しいお茶が身体の中に染み込んでくる。あの人はいい人だなと思ったらいい人が心の中に入ってくる。どちらが健康的で前向きな捉え方かは言うまでもありません。今居る環境に満足できない方はどんなによい環境でも文句が出てくるものです。お寺に供える季節の花は野に咲くその命を奪われて小さな華瓶の中に閉じ込められているとも見れる。でも小さな華瓶の中で精一杯美しく咲きつづけてその命を終える。私たちも同じでないか。どんな環境にあってもいきいきと輝くことは出来るのではないでしょうか。」

天台宗では「一隅を照らす」真言宗では「活かせわがいのち」のことばが再認識できます。また、人生は不条理であるからこそ宗教があり信仰心が芽生えるものとも仰っておられました。大変含蓄のあるお話で勉強になりました。

さて、霊園の契約者さんには6月半ばすぎに管理費の請求とお墓の建立済みの方には施餓鬼法要の案内を致しましたが転居先不明につき郵送物が返却されている方々がいらっしゃいます。新住所をお知らせ下さい。尚、HPページの霊園サイトの更新が出来かねておりますが近日中に更新したく思いますので暫くお待ち下さい。 合掌


大田動会

2008年06月07日 | 和田寺だより

今日は朝から「大国寺と茶まつり」というイベントの一環で加入している篠山青年会議所主催の「大田動会」の準備に行ってきました。http://www.sasayama-jc.or.jp/dendoukai.pdf

大田動会・・・・簡単に言えば田んぼの中で行う運動会です。でも運動会といっても今年で3回目をむかえ年々大掛かりになってきてます。実況にはABCの保坂アナが行い本格的な行事になっています。市内外より多数の参加チームがあってギャラーリーに後押しされるのかマジ勝負の大盛り上がりです。今年は子どもたちのエキジビジョン競技もありでした。(泥の中を子ども達が突っ走るという微笑ましい!?競技だったそうです。)担当の委員長や委員メンバーは準備やら何やらでこれが結構大変なんですね。(汗)(昨年は委員メンバーでした。)今日はいつもの如く土曜日でお参りがあり肝心の田動会には関われなかったのが残念でした。時間がなくゴム長姿でコーンだけ並べてきました。ともあれ、今年も大盛り上がりだったようですが。運営するより出場する方が絶対おもしろいということに間違いはないようです。関わったみなさんお疲れさまでした。